このページは、「シトルリンの副作用で動悸や息切れになるのか?副作用を引き起こさない摂取方法!」について、わかりやすく解説していきますので、参考にしてもらうためにお伝えしていきます。
シトルリンといえば、男性向けの精力剤や精力増強サプリメントに多く含まれている成分になります。
シトルリンは、天然の栄養素なので、基本的には副作用はありません。
しかし、シトルリンを摂取することで、人によっては、動悸や息切れの副作用が現れる可能性があるといわれています。
では、「シトルリンの副作用で動悸や息切れになるのか?副作用を引き起こさない摂取方法!」について詳しく解説していきます。
1.シトルリンの副作用で動悸や息切れになるのか?
シトルリンを摂取すると、体内に吸収されて、酵素反応で変化する途中で、一酸化窒素(NO)を産生させます。
一酸化窒素(NO)は、血管を力強く丈夫にして、血管を広げて、血流をスムーズにする血管拡張作用があります。
血管拡張作用があるので、シトルリンは、現在多くのサプリメントや健康食品に利用されて販売されていて、若返りやアンチエイジングのサプリメントとしても人気を集めています。
シトルリン配合のサプリメントは、摂取量さえ守って摂取していれば、動悸や息切れといった副作用の症状が起きることはありません。
(1)循環器系の病気の人は動悸や息切れの副作用を引き起こす可能性がある
(2)シトルリンの降圧作用は動悸や息切れを引き起こす可能性がある
(1)循環器系の病気の人は動悸や息切れの副作用を引き起こす可能性がある
シトルリンは、血管を拡張させて、血流を良くすることで、動悸や息切れ、出血、目の充血、顔のほてりなどの副作用の症状が起こりやすくなります。
日本では、シトルリンは2006年まで医薬品として扱われていたので、循環器系の病気の人は、動悸や息切れといった副作用の症状が現れる場合があります。
循環器系の病気の人や、心疾患のある人、高血圧の人、血液をサラサラにする薬を服用している人は、シトルリンの摂取を控えるようにしましょう。
シトルリン配合のサプリメントの商品に注意書きにも、「血圧関係の疾患がある人は注意が必要」と記載してある商品もあります。
海外製品には、記載していない場合もありますので、注意が必要になります。
循環器系の病気の人や、心疾患のある人、高血圧の人、血液をサラサラにする薬を服用している人が、シトルリンを摂取したい場合は、必ず医師に相談してから判断しましょう。
(2)シトルリンの降圧作用は動悸や息切れを引き起こす可能性がある
シトルリンには、血管拡張作用と降圧作用があります。
高血圧で降圧剤を服用している人が、シトルリンを摂取すると、さらに血圧を低下させてしまい、動悸や息切れの副作用の症状を引き起こす可能性があります。
高血圧だけではなく低血圧の人も、シトルリンを摂取する際には、必ず医師に相談してから判断しましょう。
2.シトルリンの1日の適切な摂取量とは?
一般的に、シトルリンの1日の目安摂取量は800mg程度といわれています。
「バイアグラ」を発明したノーベル生理学・医学賞を受賞したフェリド・ムラド氏、ロバート・ファーチゴット氏、ルイ・イグナロ氏は、『人体は、1日にシトルリン800mgまでしか酵素反応できず、それに相当した量子化一酸化窒素を産生できない仕組みになっている。』と発言しています。
・スイカ:180mg
・ヘチマ:57mg
・メロン:50mg
・クコの実:34mg
・冬瓜:18mg
・ゴーヤ(にがうり):16mg
・きゅうり:9.6mg
・にんにく:3.9mg
シトルリンは、スイカやメロン、きゅうりなどのウリ科の食品(食材)に含まれていますが、シトルリンの含有量は微々たる量になります。
そして、ほとんどが皮の方に含まれているので、食品(食材)からのシトルリンを摂取するのは難しいです。
例えば、最もシトルリンが含まれている「スイカ」100gに対して180mgでも1日のシトルリンの目安摂取量800mgには、全然足りません。
このことを踏まえて、シトルリンの1日の目安摂取量を摂取するためには、シトルリン配合のサプリメントから手軽に摂取することが、最も効率的です。
しかし、シトルリンは医薬品ではなくてサプリメントになるので、摂取したからといって、すぐに効果が得られるわけではありません。
一般的に、サプリメントの効果を実感するためには、最低でも3ヶ月〜半年は毎日適切な量を摂取し続けることが必要になります。
シトルリン自体に副作用の心配はありませんが、妊婦中や授乳中の女性や子供は、体調が変化しやす大切な時期になるので、シトルリンの摂取を控えましょう。
3.シトルリンの過剰摂取は動悸や息切れの症状を引き起こす可能性がある
シトルリンは、体内で800mgまでしか一酸化窒素(NO)は増えないので、800mgより多くシトルリンを摂取しても、酵素反応できずに、シトルリンのまま体外に排出されてしまいます。
シトルリンは、過剰摂取しても、余分な量は体外に排出されるので、安心できる成分といえます。
しかし、シトルリンは、もともと医薬品だったので、過剰摂取による副作用の症状が現れる可能性は否定できません。
シトルリンを摂取すると、血行が良くなるので、心拍数が上がり、血流が増えます。
血圧関係の疾患がある人が、自己判断でシトルリンを過剰摂取すると、動悸や息切れの症状が現れる可能性が高まりますので、自己判断でシトルリンを摂取するのは危険になるので止めましょう。
現在、シトルリンは、サプリメントとして販売されているので、副作用の症状が現れる上限摂取量は発表されていません。
しかし、どんなサプリメントも食品(食材)にも過剰摂取すると、何らからの体の不調や負担になるので、十分に注意する必要があります。
4.シトルリンで動悸や息切れを引き起こさない摂取方法
シトルリンを摂取して、動悸や息切れを引き起こさずに摂取するために、一番大切なことは、シトルリン配合のサプリメントに記載してある用法と用量をしっかり守ることです。
シトルリンの効果を早く実感したいからといって、サプリメントを一度に大量に摂取しても、体の負担になるだけで、シトルリンの効果をしっかり実感することはできなくなりますので、過剰な摂取は絶対に止めましょう。
そして、サプリメントは胃が空っぽの時に摂取することで、サプリメントの栄養成分の吸収率が高まり効果的です。
ただし、胃が空の状態でサプリメントを摂取すると、胃液の分泌量に対して、胃が荒れる場合もありますので、体調が良くないときは、食後に摂取すると良いでしょう。
さらに、一度に大量に摂取するのではなくて、時間を空けて1日2〜3回と複数回に分けて摂取すると、体の負担になりません。
5.「シトルリンの副作用で動悸や息切れになるのか?副作用を引き起こさない摂取方法!」まとめ
「シトルリンの副作用で動悸や息切れになるのか?副作用を引き起こさない摂取方法!」について解説してきました。
最後におさらいとして、「シトルリンの副作用で動悸や息切れになるのか?副作用を引き起こさない摂取方法!」に要点をまとめてみます。
(1)循環器系の病気の人は動悸や息切れの副作用を引き起こす可能性がある
(2)シトルリンの降圧作用は動悸や息切れを引き起こす可能性がある
■シトルリンの1日の目安摂取量は800mg程度
■シトルリンの過剰摂取は動悸や息切れの症状を引き起こす可能性がある!
■シトルリンで動悸や息切れを引き起こさない摂取方法は1日2〜3回と複数回に分けて摂取する!
>>>さらに、詳しくはコチラ「シトルリンがどんな効果・効能をもたらすのか?副作用はあるのか?」
最後までお読みいただきありがとうございました!
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