本記事は、「【口臭は薬で治せるのか?】オススメの市販薬・処方薬・漢方薬を徹底解説!」について、わかりやすく解説していきますので、参考にしてもらうためにお伝えしていきます。
口臭対策をいろいろ試しているけれど、なかなか口臭が解消されないと悩んでいる人は少なくありません。
一言で口臭といっても、口臭の原因には、実は様々な要因によって引き起こっているのです。
そのため、口臭の原因ごとに、対処法も変わります。
そこで、本記事では、
■口臭予防・対策にオススメの薬
■口臭を治すための適切な対処法
など、上記の内容について徹底的にまとめました。
では、「【口臭は薬で治せるのか?】オススメの市販薬・処方薬・漢方薬を徹底解説!」について詳しく解説していきます。
1.口臭を引き起こしている原因とは?
「口臭が気になる!」ことはあるけれど、「口臭がどんな臭いを発しているのか?」を気にしたことがある人は少ないのではないでしょうか。
口臭のニオイは、「たまごが腐った臭い」「アンモニアの臭い」「排水溝の臭い」など、様々なモノに例えられています。
口臭は、口自体から臭う場合や、何らかの疾患や病気が要因で息が臭う場合があります。
では、「口臭を引き起こしている原因」について、解説して行きます。
口臭を引き起こしている原因には、主に3つが関係しています。
(1)ドライマウス(口腔乾燥症)が原因
(2)口内の汚れが原因
(3)その他の口臭が原因
(1)ドライマウス(口腔乾燥症)が原因
まず、第一に「ドライマウス(口腔乾燥症)」によって、口臭を発生させます。
ドライマウス(口腔乾燥症)とは、「口内が乾燥すること」を言います。
ドライマウス(口腔乾燥症)は、精神的にストレスを感じたときや、カフェインを多く含まれているコーヒーやお茶類を飲み過ぎたり、甘い物を飲んだり食べたりしたとき、煙草(タバコ)を吸ったときなど、口内が乾燥することで、口臭が発生します。
■ドライマウス(口腔乾燥症)は「薬の副作用」でも口臭を発生することがある!
薬の副作用によって、ドライマウス(口腔乾燥症)になってしまい、口臭が発生する場合があります。
・風邪薬
・鎮痙薬
・向精神薬
・抗ヒスタミン薬
・胃酸の分泌を抑える薬
・不整脈の薬 など
これらの薬に含まれている唾液の分泌を抑える副作用が、ドライマウス(口腔乾燥症)の原因となります。
また、花粉症の薬を飲むと喉が乾いたり、口がパサパサするという人がいると思いますが、まさに薬の副作用によって、口臭を引き起こす原因となることがあるのです。
(2)口内の汚れが原因
口内の汚れが原因で口臭が発生する場合があります。
口内の汚れは、歯磨きで取り除くことができずに残っている食べ物のカスや、舌の表面に付着している舌苔(ぜったい)が臭いの原因になります。
さらに、歯周病や虫歯、喉に溜まる臭い玉(膿栓:のうせん)などの口内トラブルが原因で口臭を発生させます。
(3)その他の口臭が原因
口内は直接関係なくても、体調不良によって、口臭が発生する場合があります。
その他の原因には、胃が荒れていたり、疾患があったり、風邪によっても口臭を発生することがあります。
他にも、ニンニク・ニラ・ネギのような、強烈な臭いを発する食べ物を食べた後にも、口臭が気になることがあります。
2.口臭予防・対策にオススメの薬とは?
口臭が引き起こる原因については、ある程度わかってきたけれど、口臭予防・対策に効果がある薬について解説していきます。
では、口臭予防・対策に効果がある薬には、どのような種類があるのでしょうか?
口臭予防・対策にオススメの薬には、処方箋が必要な薬、薬局やドラッグストアで手軽に買える薬、漢方薬に分けて紹介していきます。
(1)処方薬「メトロニダゾール」
(2)市販薬「サクロフィール錠」
(3)うがい薬「イソジン」
(4)ドライマウス(口腔乾燥症)に効く漢方薬
(1)処方薬「メトロニダゾール」
口臭の原因のほとんどは、口内で繁殖した雑菌によるものです。
そこで、抗生物質を使って口臭を抑制する方法があります。
口内に繁殖した雑菌を抑制する抗生物質に「メトロニダゾール」があります。
メトロニダゾールは、口の中の雑菌の酸素を奪って活動を抑えるため、口臭が抑制されるという仕組みになります。
しかし、メトロニダゾールには、「胸焼け」「吐き気」「頭痛」といった副作用の症状が現れる場合があります。
他にも、メトロニダゾールを服用中は、飲酒ができなかったり、他の薬との併用ができなかったり、制限されるモノがあります。
メトロニダゾールは、処方箋が必要になる薬なので、試したい人は、病院(クリニック)で医師に相談する必要があります。
(2)市販薬「サクロフィール錠」
Eisai(エーザイ)から販売されている「サクロフィール錠」は、口内で発生する口臭ではなく、体の中で発生する臭いに対して有効な薬なのです。
サクロフィール錠は、クロロフィル(葉緑素)から作られた成分が、臭いの原因に作用して、口臭を取り除いてくれます。
サクロフィール錠は、二日酔いにも効果があるので、お酒と合わせてニンニク料理などのニオイ成分がキツイものを食べたときにもオススメです。
サクロフィール錠の副作用は、舌や便に緑色の色素が付着することがあります。
舌についた色は、時間とともに消えていくので問題ありません。
サクロフィール錠は、ドラッグストアやAmazon などで購入することができます。
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うがい薬で有名な「イソジン」の効果・効能には、「口腔内及び喉の殺菌・消毒・洗浄、口臭の除去」と記載されています。
イソジンには、様々な効果・効能があることを既に知っている方も多くいると思います。
イソジンは、風邪予防やうがい薬として知っていても、「口臭除去に効果がある!」というのは意外と知られていません。
イソジンには、殺菌作用があるので、ドライマウス(口腔乾燥症)などで発生した雑菌による口臭には、効果が期待できるのです。
うがい薬に含まれている「ポビドンヨード」という有効成分は、ウイルスや細菌などに対して殺菌効果を発揮してくれます。
うがい薬は、用量が小さいサイズも販売されているので、外出用に持ち歩くこともできます。
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(4)ドライマウス(口腔乾燥症)に効く漢方薬
漢方薬は、病気の症状を和らげるだけではなく、根本的解決をしてくれる漢方薬もあり、口腔外科でも漢方薬を取り入れている医師が増えています。
口臭の原因に合わせて、漢方薬から様々な改善効果が期待できます。
ドライマウス(口腔乾燥症)による口臭の場合に処方される漢方薬には、口の渇きをうるおしてくれる作用がある「滋陰降火湯(じいんこうかとう)」「清心蓮子飲(せいしんれんしいん)」「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」などがあります。
漢方薬は、口腔外科や歯科などで処方してもらうことができます。
3.口臭を治すためには適切な対処法が大事!
口臭には、人それぞれ原因が異なります。
口臭を引き起こしている原因によって、対処方法が変わってきます。
まず、自分の口臭の原因がを「何であるか?」を知ることが重要です。
口臭の原因がわかった上で、今回紹介した薬が有効であるならば、きちんと用法と用量を守って使用していきましょう。
自分だけでの口臭ケア対策が難しい場合は、一人で悩むより、直ぐに病院(クリニック)で医師に相談することがオススメです。
医師に相談することで、口臭の原因が明確になり、より適切な薬や、治療方法を見つけることができます。
4.口臭を治療したいときは何科を受診すればよいのか?
口臭を治療したいときは、「何科を受診すればよいのか?」と迷ってしまう方もいると思います。
そこで、口臭の治療で何科を受診すればよいかについて紹介します。
口の中が原因の場合は、「歯科」や「口臭外来」になります。
口の中の病気以外の疾患(病気)が原因の場合は、「耳鼻咽喉科」「内科」「内分泌科」になります。
口臭の原因がわからない場合は、「歯科」を受診するとよいでしょう。
5.「【口臭は薬で治せるのか?】オススメの市販薬・処方薬・漢方薬を徹底解説!」まとめ
「【口臭は薬で治せるのか?】オススメの市販薬・処方薬・漢方薬を徹底解説!」について解説してきました。
最後におさらいとして、「【口臭は薬で治せるのか?】オススメの市販薬・処方薬・漢方薬を徹底解説!」に要点をまとめてみます。
(1)ドライマウス(口腔乾燥症)が原因
(2)口内の汚れが原因
(3)その他の口臭が原因
■ドライマウス(口腔乾燥症)は「薬の副作用」でも口臭を発生することがある!
■口臭予防・対策に効果がある薬
(1)処方薬「メトロニダゾール」
(2)市販薬「サクロフィール錠」
(3)うがい薬「イソジン」
(4)ドライマウス(口腔乾燥症)に効く漢方薬
■口臭を治すためには適切な対処法が大事!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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