このページは、「シトルリンが筋トレ効果の倍増に役立つのか?」について、わかりやすく解説していきますので、参考にしてもらうためにお伝えしていきます。
シトルリンといえば、男性向けの精力剤や精力増強、女性向けのダイエットや美容などのサプリメントに多く含まれている成分になります。
筋トレをするからには、ムキムキな体や適度な筋肉質な体を目指したいですよね。
実は、短期間のトレーニングで筋肉が増える方法が「シトルリン」を摂取することです。
シトルリンには、筋トレ効果を倍増に役立つ効果があります。
また、筋肉の修復や増強を促進するので、筋トレ効果を最大限に引き出してくれます。
では、「シトルリンが筋トレ効果の倍増に役立つのか?」について詳しく解説していきます。
1.そもそもシトルリンとは?
シトルリンとは、遊離アミノ酸の一種で、体内に存在している成分になります。
特に、アンモニアから尿素を生成する尿素回路(オルニチンサイクル)で、重要な役割を果たしています。
シトルリンは、スイカやメロン、きゅうりなどのウリ科の植物に多く含まれていて、食品(食材)から摂取することができます。
日本では、2006年まで医薬品として登録されていましたが、2007年から健康食品としてしようが認められました。
シトルリンは、筋肉のたんぱく質の合成を高める働きがあり、筋トレ効果を倍増させてくれます。
2.シトルリンは筋トレ効果の倍増に役立つのか?
シトルリンは、摂取するとアルギニンに変換されます。
体内のシトルリンが増加すると、アルギニンが増えることで、体内の一酸化窒素(NO)の濃度が上昇します。
一酸化窒素(NO)には、血管拡張作用があるので、血流量が増加して、トレーニングでの筋肉のパンプアップ(筋肉が恒常的に太くなること)効果を高めることができます。
さらに、シトルリンはアミノ酸であるので、ダイレクトに筋肉に行き渡り、糖分・成長ホルモン・男性ホルモンであるテストステロンが増加につながります。
そして、筋トレをすると、通常は乳酸やアンモニアなどが発生し、腎臓に負担をかけてしまいます。
しかし、シトルリンを摂取することで、体内に存在する無駄なものをスムーズに排出しやすくしてくれます。
私たちが食品(食材)などからたんぱく質を摂取する時も、吸収される間にアンモニアが発生します。
しかし、シトルリンはアンモニアを素早く除去して、エネルギーの生成を促進する優れた働きをしてくれます。
(1)シトルリンは筋トレの負荷を上げる効果がある
(2)シトルリンは筋肉痛を抑える効果がある
(1)シトルリンは筋トレの負荷を上げる
シトルリンを摂取すると血行が良くなり、筋肉への血流が増えて、負荷を上げてくれます。
筋肉は、傷がつくことで、その分多くの筋肉が増えていきます。
筋トレ前に、シトルリンを摂取することで、筋肉が増えて、ムキムキな体作りにつながります。
(2)シトルリンは筋肉痛を抑える効果がある
シトルリンは、筋肉痛を抑える効果があります。
血行が良くなることで、筋肉痛の原因となっている疲労物質をすぐに流してくれるからです。
筋トレをしている人は、シトルリンを摂取することで、体の疲労回復力がアップして、早く筋肉質な体へと導いてくれます。
シトルリンを摂取することで、筋肉痛になりにくくなり、筋トレ効果を倍増させてくれる研究結果もでています。
日頃から筋トレのために、プロテインや高タンパク食品(食材)を摂取されている方は、特にシトルリンの摂取すると効果的です。
3.シトルリンを多く含む食品(食材)があるのか?
シトルリンが多く含まれている食品(食材)を把握しておくことも大切になります。
・スイカ:180mg
・ヘチマ:57mg
・メロン:50mg
・クコの実:34mg
・冬瓜:18mg
・ゴーヤ(にがうり):16mg
・きゅうり:9.6mg
・にんにく:3.9mg
シトルリンは、スイカやメロン、きゅうりなどのウリ科の食品(食材)に含まれていますが、シトルリンの含有量は微々たる量になります。
そして、ほとんどが皮の方に含まれているので、食品(食材)からのシトルリンを摂取するのは難しいです。
肉・魚・卵などの代表的な高タンパク食品(食材)には、あまり含まれていません。
例えば、スイカ100gに対して180mgでも1日のシトルリンの目安摂取量800mgには、全然足りません。
毎日の食事からシトルリンを摂取することは困難だといえます。
このことを踏まえて、筋トレ倍増のためにシトルリンの1日の目安摂取量を摂取するためには、シトルリン配合のサプリメントから手軽に摂取することが、最も効率的です。
4.筋トレ倍増効果のための1日の目安摂取量はどのくらいか?
シトルリンの1日の目安摂取量は800mg程度になります。
シトルリンの摂取方法は、筋トレ前や筋トレ中に摂取することが効果的です。
基本的に、空腹時に摂取すると良いので、筋トレをしない日は、食事の30分〜1時間前に摂取するようにしましょう。
シトルリンは、副作用の心配はありませんが、過剰摂取し過ぎると体に悪影響を及ぼす可能性があるので、摂取量は守ることが大切になります。
5.シトルリンとアルギニンの違いは?
筋トレ倍増や疲労回復、成長ホルモンの分泌に効果があるアミノ酸といえば、シトルリンの他にアルギニンがあります。
アルギニンは、健康を維持するために必要不可欠な成分になります。
筋トレを倍増させるためには、アルギニンを摂取することも大切になります。
アルギニンは、筋トレ倍増に優れた効果を発揮してくれます。
しかし、アルギニンは、胃酸による破壊を受けやすく、あまり持続力がありません。
そして、アルギニンだけをそのまま摂取すると、大部分が肝臓で使われて、成長ホルモンを分泌させる前に昇華されてしまいます。
また、アルギニンは、強アルカリ性の物質であり、胃や食道、喉(のど)の負担になることがあります。
アルギニンだけを摂取する場合は、体の負担になるので、クエン酸や柑橘系の飲み物と一緒に摂取するようにしましょう
6.筋トレ効果の倍増にはシトルリンとアルギニンの相乗効果を狙う!
体内にシトルリンの形でアミノ酸が入ることで、肝臓以外にも吸収されやすくなり、体の負担にもなりません。
そして、シトルリンを十分に摂取すると、尿素回路(オルニチンサイクル)を活性化して、一酸化窒素が増えて、アルギニンが筋トレの効果を上げてくれます。
シトルリンは、アルギニンと同時に摂取することで、筋トレ倍増の効果が期待できます。
シトルリンもアルギニンも単体で摂取するよりも2つ合わせて摂取したほうが、筋トレ効果をアップできます。
筋トレ専用のサプリメントには、シトルリンとアルギニンの両方を配合したサプリメントもあり、単体のサプリメントよりも筋トレ効果を最大限に引き出してくれます。
同時に摂取することで、アルギニンの即効性とシトルリンの持続性の効果を得ることができます。
7.「シトルリンが筋トレ効果の倍増に役立つのか?」まとめ
「シトルリンが筋トレ効果の倍増に役立つのか?」について解説してきました。
最後におさらいとして、「シトルリンが筋トレ効果の倍増に役立つのか?」に要点をまとめてみます。
(1)シトルリンは筋トレの負荷を上げる効果がある
(2)シトルリンは筋肉痛を抑える効果がある
■筋トレ倍増効果のための1日の目安摂取量は800mg程度
■筋トレ効果の倍増にはシトルリンとアルギニンの相乗効果を狙う!
>>>さらに、詳しくはコチラ「シトルリンがどんな効果・効能をもたらすのか?副作用はあるのか?」
最後までお読みいただきありがとうございました!
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