このページは、「神経痛と肩こりの関係を徹底解説！」について、わかりやすく解説していきますので、参考にしてもらうためにお伝えしていきます。
肩こりとも神経痛ともとれないような肩から上腕にかけての嫌な痛みや違和感に悩まされている方はいませんか？
最近、「肩こりがひどい！」と感じていて、実は神経痛だったということもあります。
反対に「神経痛かな？」と思っていて肩こりだったということもあります。
実は、神経痛と肩こりの関係は、非常に曖昧で区別のつきづらい部分もあります。
しかし、肩こりや肩周りの神経痛を感じるような場合は、いずれも原因は同じ部位にあることがあります。
肩周りに違和感を感じるという方には、意識して欲しい肩こりと肩の神経痛の関係性について調べてまとめました。
では、「神経痛と肩こりの関係を徹底解説！」について詳しく解説していきます。
１.神経痛が肩こりを引き起こすのか？
神経痛は、腕や肩に限らず体中のどこにでも起こり得る神経の痛みです。
神経痛の原因がはっきりとしている場合もあれば、イマイチ原因が分からない神経痛もあります。
しかし、何らかの理由で神経が圧迫されるなどして、神経に痛みが生じているのが基本です。
有名な神経痛としては、坐骨神経痛が挙げられます。
坐骨神経痛は、一見肩とは無関係な部位の神経痛ですが、実は坐骨神経痛が肩こりを引き起こすことがあるというのです。
坐骨神経痛は、腰から足にかけて、下半身に痛みやしびれが現れる神経痛として悩まれている方の多い神経痛です。
一見肩とは、何の関係も無い様に思われますが、下半身に負担がかかると正しい姿勢を維持できず身体は歪んでいきます。
そもそも身体の歪み自体が原因で坐骨神経痛を患う方もいるわけですから、坐骨神経痛と身体の歪みは切っても切り離せない関係です。
身体が歪めば上半身のバランスもくずれて、肩に負担がかかることも十分に考えられます。
上半身の神経が圧迫されて肩周りに神経痛が生じることもありえるというわけです。
また、坐骨神経痛の原因に身体の軟骨のすり減りが原因としてあげられます。
しかし、身体の軟骨のすり減りも肩こりと無関係ではありません。
軟骨は加齢に伴い、カルシウム不足やコラーゲン不足といった要因から消耗したものが補修されず壊れていってしまいす。
軟骨がなくなると骨のバランスが乱れるため身体に歪みが現れてきます。
さらに、筋肉も緊張状態を強いられることが多くなるため、肩こりのような症状が現れやすくなります。
この場合は、共通の要因、つまり身体の歪みの発生が神経痛や肩こりの原因になっているといえます。
２.肩こりが神経痛を引き起こすのか？
三叉神経痛(さんさしんけいつう)という神経痛があります.
三叉神経痛は、顔面の神経に痛みが走り、顔がひきつったり、こわばったりしてしまうので、特に日頃から人前に出る方が三叉神経痛にかかると辛い思いをすることがあります。
実は、三叉神経痛は肩こりが原因となって生じることがあるといわれています。
肩こりとは、いわば肩周りの筋肉の緊張状態が続いて筋肉が固まってしまっている状態です。
肩周りの筋肉が固くなると、腕はもちろん首から上の可動域も狭めてしまいます。
すると首から上、頭の姿勢も悪くなり三叉神経に関わる部分の筋肉にまで凝りが進行して神経痛が起こることがあります。
三叉神経痛は、比較的痛みの強い神経痛とも言われていて、痛みに耐えるために不自然に力を入れてしまい、痛みに耐えることがさらに肩こりを悪化せてしまうので、三叉神経痛と肩こりは悪循環で悪化してい場合もあります。
３.首が原因で神経痛や肩こりを引き起こしているのか？
神経痛や肩こりというと、まさに違和感のある部分に負担や歪みがおきていると考えがちです。
しかし、神経や筋肉は、非常に細かく思わぬところまでつながっています。
そのため、必ずしも症状の現れた部位の近辺に問題があるとも限らないのです。
例えば、ある日突然、指のしびれと痛みに襲われました。
指先のしびれには、色々な病気の可能性があるので、街の病院をあたってはみたものの特に問題は無いと言われて、ダメ元で評判の良い整骨院にいったところ、「首に歪みがあり、首回りの神経が圧迫されているせいだろう！」と診断されました。
首は、身体の頭と胴体をつなぐ非常に重要な部分なので、首の部分に異常が起きると身体の至る所で異変が起きると考えられます。
特に、首から近い肩となればなおさらです。
■頚椎症性神経根症( けいついしょうせいしんけいこんしょう)とは？
頚椎症性神経根症とは、首回りの骨が変形したり歪むことによって起こる首回りの神経痛や肩こりが生じる病気です。
基本的には、首や肩の痛みや肩こりが症状として現れますが、椎骨動脈という身体から脳へかけて血液を送っている血管が圧迫されると、めまいや耳鳴りと言った症状を引き起こしてしまいます。
首回りには、肩周りの違和感だけでなく、身体全体に影響をもたらすような大切な神経や血管が通っています。
そのため、首に負担がかかったり歪んだりすることによって、神経痛や肩こりを引き起こすこともあります。
神経痛や肩こりは、同じ要因から発生した一症状として捉えることができます。
４.神経痛や肩こりを感じた時の対処方法とは？
神経痛や肩こりは、基本的には自然に治癒する症状です。
もしも神経痛や肩こりが良くならずに、むしろ悪化していくようなことがあれば専門医に相談して診てもらうことも大切です。
身体のゆがみが原因であれば、形成外科などで診察してもらえるほか、整体などで身体の歪みを解消することで、一時的に症状がおさまることも考えられます。
神経痛や肩こりが長期に渡ってよくならない、症状が悪化していく神経痛や肩こりの中には単なる身体の歪みからくるものだけではなく、重大な病気の症状として現れてくることも考えられます。
心臓病や肝機能障害などによっても肩こりや肩周りの違和感が生じることがあります。
あまりに気になる場合は、内臓疾患の可能性もゼロとはいえないことを頭に入れてしっかりと向き合っていく必要があります。
５.神経痛や肩こりを緩和する方法とは？
軽い肩こりや神経痛に悩まされている場合は、自分でできる対策はあるのでしょうか？
基本的には、身体を温めて血行を良くしたり、マッサージやストレッチで筋肉の緊張をほぐしてあげることで症状が軽減することがあります。
ぬるま湯でゆっくりと入浴したり、リラックスする時間を作ることも大切です。
首や肩に負担をかけるような動作や姿勢を長時間続けずに、身体を休ませてあげることも効果的です。
特にデスクワークなどで常に首回りに負担をかけ気味の方は、定期的に休憩をいたれり、蒸しタオルで首回りを温めてあげたりするだけでも効果があります。
いずれにせよ、なかなか肩こりや神経痛の症状が改善されないような場合は、医師への相談も視野に入れた方が良いでしょう。
肩こりや神経痛の症状によって、ストレッチや入浴は、マイナス効果になることもあります。
特に、肩こりや神経痛の症状が激しい場合は、自己流で解決しようとせずに、早い段階で自分がどのような状態なのかを把握して、しっかりと検査しておくことが大切です。
６.神経痛と肩こりにはつながりがある！
神経痛と肩こりの関係を知ることによって、肩こりが神経痛を引き起こしたり、神経痛が肩こりを引き起こしたり、他の部位の異常によって肩こりと神経痛が起きたりと、神経痛と肩こりはつながりがあると考えることもできます。
少しでも症状を緩和したいのであれば、筋肉の緊張が原因の場合は、ストレッチや血行の促進、骨の歪みが原因であれば整体なども症状の改善に効果的といえます。
神経痛や神経痛は、誰でもなりえるもので、すぐに症状が治まれば、あまり気にする必要もありません。
しかし、もし長期に渡って症状が継続して起こるような場合には、医師に相談して専門的な治療を受けることも視野に入れておいた方が良いでしょう。
７.「神経痛と肩こりの関係を徹底解説！」まとめ
「神経痛と肩こりの関係を徹底解説！」について解説してきました。
最後におさらいとして、「神経痛と肩こりの関係を徹底解説！」に要点をまとめてみます。
■三叉神経痛は肩こりが原因となって生じることがある。
■首は、身体の頭と胴体をつなぐ非常に重要な部分なので、首の部分に異常が起きると身体の至る所で異変が起きる。
■基本的には、身体を温めて血行を良くしたり、マッサージやストレッチで筋肉の緊張をほぐしてあげることで症状が軽減する。
■神経痛と肩こりにはつながりがある！
最後までお読みいただきありがとうございました！
