このページは、「ルテインが多く含まれている食品(食材)・食べ物には何があるのか?ブルーベリーにも含まれているのか?」について、わかりやすく解説していきますので、参考にしてもらうためにお伝えしていきます。
目の健康や様々な眼病の予防・改善に効果がある「ルテイン」になりますが、サプリメントから摂取するには経済的な負担もありますし、サプリメントを飲むのを忘れてしまうこともあります。
そこで、普段の食事からルテインを積極的に摂取することを考えてみましょう。
では、「ルテインが多く含まれている食品(食材)・食べ物には何があるのか?ブルーベリーにも含まれているのか?」について詳しく解説していきます。
1.ルテインは黄色の天然色素
ルテインは、カロテノイドの一種で、キサントフィル類に分類される黄色の天然色素成分になります。
ルテインは、マリーゴールドの黄色い花弁やニンジン、カボチャなどの緑黄色野菜や植物の緑葉に多く含まれています。
ルテインは、主に目の中の黄斑部や水晶体、皮膚、乳房、大腸に存在する栄養素になりますが、体内で合成できないため加齢とともに失われていきます。
また、ルテインは、ゼアキサンチンと共に紫外線や老化から目を守る効果が期待されています。
ポリフェノールは、植物のみに含まれている天然色素で水溶性の性質を持っていますが、カロテノイドは動物と植物の両方に含まれていて、脂溶性の性質を持っています。
ルテインは、卵黄などにも含まれていますが、Lサイズの卵1個に0.2mgと含有量は少ないです。
2.ルテインはブルーベリーに含まれていない!
よく目に良い成分として有名なブルーベリーではありますが、ブルーベリーにはルテインは含まれていません。
ブルーベリーに含まれている目に良い成分はルテインではなく「アントシアニン」という成分です。
3.ルテインは緑黄色野菜に多く含まれている!
ルテインは、動物性の食品(食材)や食べ物にも含まれていますが、多く含まれているのは緑黄色野菜になります。
緑黄色野菜の中でも、パセリやケールは100gあたり10mg程度も含まれていて、圧倒的に多くのルテインが含まれている食品(食材)といえます。
しかし、毎日パセリやケールを100gを食べ続けている人は、なかなかいないと思います。
最近では、ケールを利用した青汁に使われているので、以前よりはケールを摂取する機会は増えているかもしれませんが、パセリはほとんど付け合わせにしか使われていないので、食べる機会はありません。
そこで、オススメな緑黄色野菜がほうれん草です。
ほうれん草は、100gあたり5mg程度のルテインが含まれています。
また、ほうれん草は、油を使って調理することも多いので、脂溶性のルテインを吸収しやすいのです。
ちなみに、その他の緑黄色野菜には、ブロッコリーが100gあたり1mg程度、レタスや芽キャベツ、夏カボチャなども100gあたり1mg程度で、ルテインが多く含まれているのはパセリ、ケール、ほうれん草ぐらいなのです。
4.ルテインは意識しないと不足しがちになる!
ルテインが、多く含まれている緑黄色野菜の中でもパセリやケール、ほうれん草を除けばほとんどが100gあたり1mgしか含まれていません。
そのため、普通に食事をしていたのでは、1日のルテインの必要摂取量6mg〜10mgには全然足りません。
目の健康を気を遣いたい人は、意識してほうれん草を食べるようにすると良いでしょう。
また、現在では数多くのルテインが配合されているサプリメントも販売されているので、サプリメントを活用することも良いでしょう。
サプリメントからルテインを摂取する際は、天然成分のルテインが配合されているサプリメントを選ぶことが大切になります。
5.安全規格を取得しているサプリメントを選び方
毎日サプリメントを摂取し続けるためにも、安全性がしっかり守られているサプリメントを選ぶことが大切になります。
衛生管理や安全管理がしっかりしていない会社のサプリメントを摂取したくありませんよね。
安全のお墨付きがあるサプリメントを確認するには、3つの安全基準があります。
(1)有機JAS認証
(2)GMP基準
(3)HACCP(ハサップ)
(1)有機JAS認証
有機JASマークは、農薬や化学肥料などの化学物質を使用していないので、自然界の力で生産された食品にのみ付けられます。
有機食品のJAS規格に適合した生産が行われていることを登録認定機関が検査して、認定された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。
(2)GMP基準
医薬品の製造には、適正・製造規範の略で「GMP(Good Manufacturing Practice)」という制度があります。
原材料の受け入れ・製造・出荷のすべての家庭において、製品が「安全」で「一定の品質」が保たれるようにするための製造工程管理基準のことになります。
(3)HACCP(ハサップ)
HACCPとは、食品の中に潜む危害要因を科学的に分析し、危害要因が除去、あるいは安全な範囲まで低減できる工程を常時管理して記録することになります。
継続的に安全確認をおこなう安全管理手法で極めて高い安全性を確保している証になります。
6.「ルテインが多く含まれている食品(食材)・食べ物には何があるのか?ブルーベリーにも含まれているのか?」まとめ
「ルテインが多く含まれている食品(食材)・食べ物には何があるのか?ブルーベリーにも含まれているのか?」について解説してきました。
最後におさらいとして、「ルテインが多く含まれている食品(食材)・食べ物には何があるのか?ブルーベリーにも含まれているのか?」に要点をまとめてみます。
■ルテインはブルーベリーに含まれていない!
■ルテインは緑黄色野菜に多く含まれている!
■ルテインは意識しないと不足しがちになる!
■3つの安全基準
(1)有機JAS認証
(2)GMP基準
(3)HACCP(ハサップ)
最後までお読みいただきありがとうございました!
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