このページは、「眼圧が高い人の初期症状の原因と眼圧を下げる予防対策に効果的な目に良いサプリメントの選び方!」について、わかりやすく解説していきますので、参考にしてもらうためにお伝えしていきます。
眼圧が高くなるということは、目の中の房水が正常に排出されていないためです。
眼圧が高くなると視神経を圧迫して、症状がひどくなると失明の恐れがあります。
約120万本もある視神経は、網膜の映し出せれた情報を脳に伝える神経です。
視神経が切れて、脳に情報が伝わらなくなるのが緑内障です。
神経が切れる箇所がどんどん広がって行くことで、最終的に失明になります。
眼圧について、知っておくことで、失明の危機を防ぐことができます。
では、「眼圧が高い人の初期症状の原因と眼圧を下げる予防対策に効果的な目に良いサプリメントの選び方!」について詳しく解説していきます。
1.眼圧が高い場合の3つの初期症状
眼圧が高い場合の初期症状について、知っておくことが大切です。
眼圧が高い場合の初期症状は、主に3つが考えられます。
(1)頭痛がする
(2)頭や目の奥に圧迫感がある
(3)目が痛んだり、充血したりする
(1)頭痛がする
眼圧が高くなると、頭痛の症状が現れます。
しかし、長時間のパソコン(PC)を使用したデスクワークなどで目を酷使していれば、目が疲れたり、頭痛が起きるのは普通の症状なので、気づきにくいです。
頭痛は、休めば治ると思ってしまいがちなので、深刻に捉える方はほとんどいません。
(2)頭や目の奥に圧迫感がある
血圧が高くなると、頭や目の奥が圧迫されたように感じて、鈍痛(にぶく重苦しい痛み)の症状が現れてきます。
そして、眼底出血になりやすいといわれています。
必ずしも眼圧と血圧は、直接的な関係はありませんが、高血圧の方は気をつけておいたほうが良いでしょう。
(3)目が痛んだり、充血したりする
急激に眼圧が上昇すると、目に激痛を感じたり、目の充血・吐き気・かすみ目などの症状が起こります。
目の激痛・目の充血・吐き気・かすみ目などの症状を数日間放置しておくと、急性緑内障で失明になる恐れがあります。
急性緑内障の症状は、特に40代以上の女性に多いといわれています。
2.眼圧が高くなる4つの原因
眼圧が高くなる原因には、主な4つが考えられます。
眼圧が高くなる4つの原因について紹介していきます。
(1)首に負担がかかっている
(2)長時間下を向く姿勢でいる
(3)息む動作をすることが多い
(4)寝る体勢が悪い
(1)首に負担がかかっている
男性の場合は、ネクタイをきつく締めすぎると、眼圧が上がりやすくなるので、ネクタイの締めすぎには気をつけましょう。
ビールの一気飲みは、眼圧を高くめてしまうので、特に夏場の暑い時期などに一気飲みをするのは止めましょう。
(2)長時間下を向く姿勢でいる
読書やスマートフォン(スマホ)、パソコンなど、下を向く姿勢になる動作は眼圧を高めやすくなるので、長時間の読書やスマートフォン(スマホ)、パソコン(PC)を使用する場合は、1時間おきに休憩したり、目のストレッチ(目トレッチ)を行いましょう。
■目のストレッチ(目トレッチ)の仕方
1時間画面を見たら、10分程度リフレッシュする「目のストレッチ(目トレッチ)」を行うと疲れが残りにくくなります。
スマートフォン(スマホ)やパソコン(PC)の画面を見続けていると、目のピント調整を行う筋肉が固まってしまいます。
そこで、「まぶたをギュッと閉じてパッと大きく開く」「目をゆっくりと上下左右に動かす」「円を描くように回す」「意識的にまばたきを増やす」「左右交互にウインクする」といった目の動きで固まった筋肉をほぐすようにしましょう。
目のストレッチ(目トレッチ)で注意したいことは、頭を動かさずに目だけを動かすようにすることです。
また、窓の外の空や公園の緑と手元の文字など、遠くのものと近くのものを交互に見るのも良いでしょう。
目を動かすだけではなくマッサージやストレッチも効果的です。
「まぶたを閉じた状態で目頭から目じりに向かって優しくプッシュする」「こめかみをマッサージする」「首を動かす」「肩を回す」「腰を伸ばす」などのマッサージやストレッチが血行を促進させて、目の疲労回復に繋がります。
自分に合った「目のストレッチ(目トレッチ)」を見つけて、リフレッシュを心がけることが大切になります。
目のストレッチ(目トレッチ)やマッサージをすることで、目の疲れが緩和されて、目の涙の分泌を促進することもできます。
目の涙の分泌が促進されると、目の乾燥予防になって、目の充血を対策することにも繋がります。
(3)息む動作をすることが多い
特に筋トレをしている方は、息む動作をすることが多いです。
バーベルを上げる、懸垂をするなど、息む動作をする場合は、眼圧を上げてしまいます。
筋トレ以外では、トランペットを演奏することも眼圧を高めてしまいます。
(4)寝る体勢が悪い
立っているときは、眼圧は低めの状態ですが、横になると眼圧は高くなります。
特に、うつ伏せで寝ると、眼圧が高くなってしまうので注意が必要です。
また、眼圧を気にして水分を控えると、血液がドロドロになって、逆効果になります。
3.眼圧を下げる4つの予防対策
眼圧が高くなる原因を把握した上で、眼圧を下げる4つの予防対策方法を知っておくことが大切です。
(1)適度に運動する
(2)血液をサラサラにしてくれる食品(食材)を積極的に食べる
(3)血行を良くするツボを押す
(4)あまり神経質にならない
(1)適度に運動する
適度な運動は、気分をリラックスさせる効果があり、眼圧を下げる働きをしてくれます。
ウォーキングやエアロバイクなどの有酸素運動は、血行を改善することができるので、目の血行も改善してくれます。
わざわざ着替えて運動するのが面倒な方には、自宅で踏み台昇降や、ストレッチなどを行うことも、血行の改善につながります。
また、温めたタオルやホットアイマスクで目の血行を改善する効果があります。
体温よりも少し高い38℃〜40℃くらいに温めた蒸しタオルで10分程度目の周りを温めることで、血行が促進されて目の疲労回復につながります。
蒸しタオルの作り方はとても簡単で、水で濡らしてよく絞ったタオルを電子レンジで温める(700Wなら30秒、500Wなら50秒)だけです。
また、電子レンジのニオイが気になる方は、ビニール袋に入れてから温めると良いでしょう。
ただし、高温になっていることもあるので、いきなり目に当てずに温度を確認しながら目の上に乗せましょう。
今では、手頃な価格の使い捨てホットアイマスクや美容効果をうたった家電メーカーのホットアイマスクなどもラインナップしています。
特に、女性にとっては目元のクマの解消や美肌などの美容面でも注目が高まっています。
「目が疲れた!」と感じる夜には、蒸しタオルやホットアイマスクで目の周りを温めて、翌朝スッキリを目指すことができます。
一方、目が充血している時には、炎症を起こしているので目の周りを冷やすのが効果的です。
また、目がショボショボする時には、温めるのと冷やすのを交互に行うと良いでしょう。
疲れ具合に合わせて、目の周りの血行ケアを心がけることが大切になります。
(2)血液をサラサラにしてくれる食品(食材)を積極的に食べる
眼圧を下げるには、血液をサラサラにしてくれる食品(食材)を毎日の食事に取り入れることも大切です。
血液をサラサラにしてくれる栄養素は、魚に含まれているDHAやEPA、野菜では玉ねぎに含まれているアリシンなどがあります。
スライスした玉ねぎを酢に漬ける玉ねぎ酢は、減塩にもなるので、眼圧を下げる優れた常備薬です。
魚のDHAやEPAと玉ねぎのアリシンは、加熱すると栄養が減ってしまうので、生で食べることがポイントです。
生の方が酵素もとれて、内臓の働きも良くなるので、目の健康にも良い効果を発揮してくれrます。
毎日の食事を血糖値の上昇を緩やかにしてくれる低GI食品・発酵食品・食物繊維を中心とした食事に変更することで、血液がサラサラになります。
(3)血行を良くするツボを押す
風池(ふうち)という後頭部にあるツボは、房水の流れを良くするツボです。
鼻の丁度真裏に位置してているツボです。
首のコリや眼精疲労にも効果があるツボです。
その他に、目頭の少し上にある晴明(せいめい)というツボは、眼精疲労を改善したり、眼圧を下げる効果のあるツボです。
ツボの押し方は、3秒程度痛くないほどに押して放すだけです。
ツボに対して、3秒程度痛くないほどに押して放すを5回繰り返します。
ツボを押すだけでも、かなりスッキリするので、スマートフォン(スマホ)やパソコン(PC)、読書など長時間目を使用される際は、定期的に晴明(せいめい)というツボを押してみると良いでしょう。
また、血行が良くなっているお風呂上がりにツボを押すことも良いでしょう。
(4)あまり神経質にならない
あまり神経質にならずに、普通に生活することが大切です。
眼圧が高いことを気にしたり、悩んだりして何事にも制限をかけてしまうと、生活がつまらなくなってしまいます。
ストレスを溜めないことも、眼圧を改善することにつながります。
4.眼圧を下げる予防に効果的なサプリメントの選び方
眼圧を下げる予防に効果的な成分に「ルテイン」があります。
ルテインは、体の中に存在している成分で、目の中では、水晶体や黄斑にも存在しています。
ルテインは、ケールやほうれん草、カボチャ、ニンジンなどの緑黄色野菜などに多く含まれている栄養素です。
普段の食事から摂取することはできますが、カボチャやニンジンは、血糖値を上げてしまうので、眼圧が高い人にはあまりオススメできない食品(食材)です。
眼圧が高い人や食べ物から摂取することが難しい人は、ルテインを食品(食材)から摂取できない場合はサプリメントを活用することが手軽で効率的です。
ルテイン配合のサプリメントには、「天然のルテイン」と「合成ルテイン」の2種類があります。
合成ルテインは、吸収力が高いといわれていますが、まれに目のかゆみなどの副作用の症状が現れる場合がありますので、気になる方は天然ルテインを選びましょう。
目の健康に良い成分には、ルテインの他にもブルーベリー成分であるアントシアニンやアスタキサンチンなどもあります。
ブルーベリーは、目の見え方を良くするだけではなく、紫外線やストレスなどで発生した活性酸素を除去する働きをしてくれるので、目の健康維持にとても優れた成分です。
ブルーベリーよりも、アントシアニン(ポリフェノール)の含有量が多いビルベリーやマキベリーの方がより効果的でオススメです。
アスタキサンチンは、海老(エビ)や蟹(カニ)などの甲殻類や鮭に多く含まれている色素の一種です。
ルテインやアスタキサンチンは、房水の流れを改善する働きがあります。
ルテイン・アントシアニン・アスタキサンチンには、高い抗酸化力があるので、活性酸素の除去にとても役立ちます。
DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は、血液をサラサラにして、血管をしなやかにしてくれる成分です。
網膜にある細い血管を健康な状態に保つことがきれば、眼圧を正常にしてくれる効果が期待できます。
さらに、サプリメントを選ぶときには、ルテイン・アントシアニン・アスタキサンチン・DHA・EPAの成分の他にも、ビタミンC・ビタミンE・ポリフェノールといった抗酸化力の高い成分が含まれているサプリメントを選ぶと良いでしょう。
目の健康に良い成分と該当する成分をまとめると、下記の表になります。
■目の健康に良い成分と該当する成分
目の健康に良い成分 | 該当する成分 |
抗酸化力の高い成分 | ルテイン、アントシアニン(ポリフェノール)、アスタキサンチン、ビタミンC、ビタミンE |
見た光を視神経に伝える成分 | ブルーベリー、ビルベリー、マキベリー、ミネラル、亜鉛 |
目の周りの筋肉の疲労を和らげる成分 | ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、マキベリー、クロセチン、葉酸、β-カロテン |
紫外線・ブルーライトなどの有害な光から守る成分 | ルテイン、アスタキサンチン、ゼアキサンチン |
目の血行を改善する成分 | DHA、EPA、ビタミンE、クロセチン |
目の老化防止する成分 | アスタキサンチン、ビタミンC、コエンザイムQ10、マキベリー、 |
>>>関連記事「アントシアニンは目の健康に効果があるのか?副作用はあるのか? 」
>>>関連記事「ゼアキサンチンは目の健康に効果があるのか?副作用はあるのか?」
5.安全規格を取得しているサプリメントを選び方
毎日サプリメントを摂取し続けるためにも、安全性がしっかり守られているサプリメントを選ぶことが大切になります。
衛生管理や安全管理がしっかりしていない会社のサプリメントを摂取したくありませんよね。
安全のお墨付きがあるサプリメントを確認するには、3つの安全基準があります。
(1)有機JAS認証
(2)GMP基準
(3)HACCP(ハサップ)
(1)有機JAS認証
有機JASマークは、農薬や化学肥料などの化学物質を使用していないので、自然界の力で生産された食品にのみ付けられます。
有機食品のJAS規格に適合した生産が行われていることを登録認定機関が検査して、認定された事業者のみが有機JASマークを貼ることができます。
(2)GMP基準
医薬品の製造には、適正・製造規範の略で「GMP(Good Manufacturing Practice)」という制度があります。
原材料の受け入れ・製造・出荷のすべての家庭において、製品が「安全」で「一定の品質」が保たれるようにするための製造工程管理基準のことになります。
(3)HACCP(ハサップ)
HACCPとは、食品の中に潜む危害要因を科学的に分析し、危害要因が除去、あるいは安全な範囲まで低減できる工程を常時管理して記録することになります。
継続的に安全確認をおこなう安全管理手法で極めて高い安全性を確保している証になります。
6.「眼圧が高い人の初期症状の原因と眼圧を下げる予防対策に効果的な目に良いサプリメントの選び方!」まとめ
「眼圧が高い人の初期症状の原因と眼圧を下げる予防対策に効果的な目に良いサプリメントの選び方!」について解説してきました。
最後におさらいとして、「眼圧が高い人の初期症状の原因と眼圧を下げる予防対策に効果的な目に良いサプリメントの選び方!」に要点をまとめてみます。
(1)頭痛がする
(2)頭や目の奥に圧迫感がある
(3)目が痛んだり、充血したりする
■眼圧が高くなる4つの原因
(1)首に負担がかかっている
(2)長時間下を向く姿勢でいる
(3)息む動作をすることが多い
(4)寝る体勢が悪い
■眼圧を下げる4つの予防対策
(1)適度に運動する
(2)血液をサラサラにしてくれる食品(食材)を積極的に食べる
(3)血行を良くするツボを押す
(4)あまり神経質にならない
■目の健康に良い成分と該当する成分
目の健康に良い成分 | 該当する成分 |
抗酸化力の高い成分 | ルテイン、アントシアニン(ポリフェノール)、アスタキサンチン、ビタミンC、ビタミンE |
見た光を視神経に伝える成分 | ブルーベリー、ビルベリー、マキベリー、ミネラル、亜鉛 |
目の周りの筋肉の疲労を和らげる成分 | ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、マキベリー、クロセチン、葉酸、β-カロテン |
紫外線・ブルーライトなどの有害な光から守る成分 | ルテイン、アスタキサンチン、ゼアキサンチン |
目の血行を改善する成分 | DHA、EPA、ビタミンE、クロセチン |
目の老化防止する成分 | アスタキサンチン、ビタミンC、コエンザイムQ10、マキベリー、 |
■3つの安全基準
(1)有機JAS認証
(2)GMP基準
(3)HACCP(ハサップ)
最後までお読みいただきありがとうございました!
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