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【妊婦さん必見!】葉酸欠乏が妊婦と胎児に与える影響を徹底解説! | 葉酸サプリメント比較ランキング

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葉酸欠乏が妊婦と胎児に与える影響を徹底解説!

このページは、「【妊婦さん必見!】葉酸欠乏が妊婦と胎児に与える影響を徹底解説!」について、わかりやすく解説していきますので、参考にしてもらうためにお伝えしていきます。

近年、妊婦を対象に葉酸の摂取について、クローズアップされるようになってきています。

妊娠して初めて「葉酸」という言葉自体を初めて聞く人も多いかもしれません。

葉酸は、妊娠するまで、普段あまり不足することのない栄養素です。

医師や看護師からサプリメントから葉酸の摂取を勧められます。

妊娠したら葉酸を絶対に摂取しなければいけないのか?」と疑問を感じている女性のために、葉酸欠乏が妊婦や胎児にどのような影響を与えるのかをまとめて紹介していきます。

では、「【妊婦さん必見!】葉酸欠乏が妊娠女性と胎児に与える影響を徹底解説!」について詳しく解説していきます。

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1.葉酸欠乏が妊婦に引き起こすリスクとは?

妊娠女性が葉酸不足してしまうことで、引き起こるリスクについて解説していきます。

■葉酸欠乏が妊婦に引き起こすリスク
(1)葉酸不足で神経管閉鎖障害(NTDs:しんけいかんへいさしょうがい)を発症させる可能性が上がる!
(2)年間500~600人が神経管閉鎖障害を発症している!
(3)神経管閉鎖障害の治療は生涯続く可能性がある!
(4)神経管閉鎖障害は指定難病である!
(5)葉酸を摂取しないと深い後悔が残る!

(1)葉酸不足で神経管閉鎖障害(NTDs:しんけいかんへいさしょうがい)を発症させる可能性が上がる!

葉酸は、細胞分裂の最初にかかわる栄養素です。

葉酸が不足すると細胞分裂が正常に働きません。

赤ちゃん(胎児)は、1つの受精卵から、無数の細胞分裂を短期間で繰り返して人間になっていきます。

特に妊娠初期の赤ちゃん(胎児)は、人として最も大事な臓器が作られる時期です。

妊婦女性が必要な時期に、葉酸を摂取しなくても、妊婦女性自身はほとんど影響はありません。

しかし、赤ちゃん(胎児)は「神経管閉鎖障害(しんけいかんへいさしょうがい)」という障害を持つ可能性が高くなります。

葉酸は、様々な食品(食材)に含まれていますが、その名の通り「葉」、つまり野菜や果物に多い栄養素です。

昔は野菜を現代より多く食べる生活であったので、葉酸は妊婦の必要量である400μgを満たすほど多く摂っていました。

昔は野菜を多く摂取していたので、神経管閉鎖障害は今より多くありませんでした。

現代の食生活は、多様化して、野菜を多く取る人もいれば、ほとんど野菜を摂取しない食生活をする人もいます。

さらに、葉酸が最も必要な妊娠初期は、悪阻(つわり)で葉酸を多く摂取しようとしてもなかなか食べられないことも多くあります。

(2)年間500~600人が神経管閉鎖障害を発症している!

神経管閉鎖障害は、赤ちゃん(胎児)が成長する途中で神経管が閉じてしまうことで発症する障害です。

神経管の閉じてしまう箇所によって、「二分脊椎(にぶんせきつい)」「口蓋裂(こうがいれつ)」「無脳症(むのうしょう)」などの障害が現れます。

神経管閉鎖障害は、10,000人に6~7人程度の割合で発症して、日本では年間500~600人が神経管閉鎖障害を持って生まれています。

先天性の障害としてはダウン症がよく知られています。

ダウン症は、1,000人に1人程度の割合で発症します。

神経管閉鎖障害は、1,000人に0.6~0.7人の割合となるので、ダウン症よりは少ないとしても、決して珍しくない障害です。

特に「二分脊椎」は、平成11年度の厚生科学研究において、ダウン症などと共に増加傾向にあるという研究結果が報告されています。

「二分脊椎」「無脳症」「口蓋裂」などの神経管閉鎖障害は、母親が葉酸を摂取することである程度防ぐことができるので、妊婦の葉酸摂取が推奨されている理由です。

(3)神経管閉鎖障害の治療は生涯続く可能性がある!

【二分脊椎(にぶんせきつい)とは?】

神経管閉鎖障害の中でも二分脊椎は、重症になると生きている間ずっと治療やリハビリテーションが必要になることがあります。

腰の部分に瘤(りゅう)が飛び出すように出来ている場合には、瘤を取り除く手術を生後2~3日で行う必要があります。

さらに、二分脊椎の90%が水頭症(髄液が頭の中に溜まってしまう)を発症していることが多いので、水頭症を取り除く手術も行われます。

二分脊椎は、瘤や水頭症の影響で、歩くことが困難になったり、上手く飲み込むことができないなど、生きること全てに介助が必要になることが多いのです。

また、神経管閉鎖障害の二分脊椎には、根本的な治療がなく、その都度、現れた症状に対処する対症療法が治療になります。

【口蓋裂(こうがいれつ)とは?】

口蓋裂は、唇や上あごが裂けて生まれてくる障害です。

口蓋裂の程度にもよりますが、授乳に障害が出て、チューブを胃に通してミルクを与えなけらばならなくなったりする場合もあります。

赤ちゃんが大きくなってから手術で唇を治して、障害が残らないことも多いです。

【無脳症(むのうしょう)とは?】

無脳症は、生まれても24時間以内に亡くなることが多く、生きていくことができません。

無脳症は、妊娠中にエコーで判るため、診断されると、中絶を選択される親も多いようです。

(4)神経管閉鎖障害は指定難病である!

神経管閉鎖障害は、脊髄髄膜瘤(せきずいずいまくりゅう)として難病に指定されています。

「指定難病118」という病名が付けば、全て指定難病ということではなく、Barthel Index(バーセルインデックス)85点以下の場合においてという条件があります。

指定難病になると、医療費などの大幅な助成を受けることができます。

神経管閉鎖障害の治療には、多くの時間とお金が必要になるので、助成があると、とても助かります。

しかし、裏を返せば、神経管閉鎖障害には多くのお金や介助、治療が必要になるということです。

(5)葉酸を摂取しないと深い後悔が残る!

神経管閉鎖障害は、多くの場合、母親が葉酸を摂取することによって、防ぐことのできる障害です。

赤ちゃん(胎児)が神経管閉鎖障害を持って生まれてきた場合、母親は「先天性の障害だから仕方ない」「神様が与えた試練」などの言葉では片付けることができない、深い後悔の念にさいなまれます。

しかし、神経管閉鎖障害は、葉酸不足だけが原因ではありません。

神経管閉鎖障害は、親の年齢や遺伝など様々な要因があって発症します。

葉酸不足以外の親の年齢や遺伝などの要因によっても、自分を責め続けてしまう恐れがあります。

そんな時に支えてくれるのが、同じ神経管閉鎖障害を持つグループ(日本二分脊椎症協会)や、同じ神経管閉鎖障害を持って生きている人や家族の個人ブログ、SNS(Facebook・Twitter)などです。

「自分のせいで子供が神経管閉鎖障害を持ってしまった」という深い後悔の念は、同じ境遇の人と交流することによって、心を癒やしたり、励ましたり、支え合うことで薄れていき、前向きに生きていくことができるようになります。

どんなに周りに励まされたり、理解して手を差し伸べてくれたとしても、同じ病気の同じ親でしか分かり合えない気持ちがあります。

このような場合には、同じ病気で悩んで苦しんでいる親と積極的にアクセスすることが大事になります。

2.妊娠中の葉酸の必要摂取量と注意点とは?

妊娠中の葉酸の必要摂取量と注意点について解説していきます。

■妊娠中の葉酸の必要摂取量と注意点
(1)葉酸の必要摂取量は1日あたり400μg!
(2)天然葉酸と合成葉酸の違いを知ろう!
(3)葉酸の過剰摂取は副作用と赤ちゃん(胎児)へのリスクが起きる!
(4)葉酸を効率的に摂取するにはサプリメントが有効!
(5)妊娠時期に増加する必要栄養素を覚えておくと良い!

(1)葉酸の必要摂取量は1日400μg!

もともと葉酸と神経管閉鎖障害の関係は解明されています。

欧米では、妊婦に対して、葉酸を摂取するように積極的に勧められてきました。

日本は、欧米に比べて野菜の摂取量が多く、葉酸はあまり不足しないことから、神経管閉鎖障害も多くありませんでした。

しかし、1999年(平成11年度)の研究において、日本でも神経管閉鎖障害の増加が認められると、厚生労働省は妊婦に葉酸の摂取を促す通達を発表しました。

葉酸の摂取を促す通達の内容は、「胎児の神経管閉鎖障害のリスク低減するために、付加的に 1日あたり400μgのプテロイルモノグルタミン酸の摂取が望まれる!」というものです。

妊婦の血液中の葉酸レベルを適正値にするには、通常1日あたり200~240μgのところ、+100μg程度の付加で適正値になるのですが、安全を考えて+200μgの1日400μgを目標としています。

(2)天然葉酸と合成葉酸の違いを知ろう!

厚生労働省から発表された通達には、「1日400μgのプテロイルモノグルタミン酸」と表記されています。

そもそもプテロイルモノグルタミン酸とは、一般的に言われている葉酸と違うのでしょうか?

プテロイルモノグルタミン酸とは、葉酸の正式名称です。

もともと葉酸は、ポリグルタミン酸型という形(複数のグルタミン酸が結合した形)で食品に含まれています。

ポリグルタミン酸型は、体内の消化酵素でバラバラになり、プテロイルモノグルタミン酸となって吸収されます。

ポリグルタミン酸型は「天然葉酸」と呼ばれることが多いです。

一方で、サプリメントなどに入っている葉酸は、最初からプテロイルモノグルタミン酸になって配合されています。

プテロイルモノグルタミン酸は、天然葉酸に対して「合成葉酸」と呼ばれることが多いのです。

では、天然葉酸と合成葉酸、どちらを摂ったほうが良いのでしょうか?

厚生労働省では、「プテロイルモノグルタミン酸での摂取」を推奨しています。

プテロイルモノグルタミン酸での摂取を推奨している理由は、通常の食事から摂取した時に含まれているポリグルタミン酸型の形で摂取すると、消化の段階で半分の50%が吸収されることなく、体外に出ていってしまうからです。

しかし、プテロイルモノグルタミン酸の形で摂ると約80%が吸収されます。

確実に、葉酸を摂取するためには、プテロイルモノグルタミン酸で摂取した方がいいということになります。

「合成葉酸」より「天然葉酸」の方が良いもののような気がすると思います。

妊婦が食品(食材)から自然な葉酸を十分な量を摂取することは、あまりにも大変です。

天然葉酸のサプリメントもありますが、十分な葉酸を摂取するためには、粒が大きくなったり数が多くなったり、癖(クセ)のある味になったり、なかなか続けにくいとう難点があります。

(3)葉酸の過剰摂取は副作用と赤ちゃん(胎児)へのリスクが起きる!

葉酸は、水に溶けるビタミンです。

本来なら水溶性ビタミンは、ある程度摂取し過ぎても体外に排出ていってしまうので、ビタミン過剰症(摂り過ぎによる病気)はありません。

しかし、葉酸は、過剰症のあるビタミンです。

成人が葉酸を摂取し過ぎると、「発熱」「蕁麻疹(じんましん)」「かゆみ」などの副作用の症状が現れることがあります。

妊婦の場合、妊娠後期にも葉酸をサプリメントで摂取し続けていると、お腹の赤ちゃん(胎児)が将来的に喘息になるリスクが上がるという研究結果がオーストラリアで発表されています。

葉酸は、1日400μgが必要なのは、妊娠初期です。

葉酸の摂取は、妊娠初期が過ぎたら、葉酸サプリメントの量を減らしたり、または摂取するのを止めた方が良いでしょう。

また、葉酸の1日の上限摂取量は、1,000μg程度になります。

(4)葉酸を効率的に摂取するにはサプリメントが有効!

サプリメントは、手軽に葉酸を摂取することができるので、気をつけなければいけなのが過剰摂取(オーバードーズ)です。

葉酸の1日の目安摂取量は、サプリメントの容器や説明書に書いてあります。

しかし、小さな文字で書かれている場合があるので、読まない場合も多々あります。

葉酸サプリメントによっては、1日の目安摂取量が違います。

1日2~3粒のものから1日5~6粒のものもあり、葉酸サプリメントを変更した時などには注意が必要です。

また、葉酸サプリメントを毎日決まった時間、決まったタイミングで飲んでいればい大丈夫です。

しかし、葉酸サプリメントを「今日飲んだか?飲まなかったか?」など分からなくなってしまって、重ねて飲んでしまうことは非常に問題です。

妊娠初期の葉酸の必要摂取量は、1日400μgになるので、食事で200μg程度摂取して、葉酸サプリメントで200μg摂取すると考えるのが基本です。

悪阻(つわり)などで食事が取れない場合は、400μg全てを葉酸サプリメントで摂取すると良いでしょう。

葉酸の1日の上限摂取量は、1,000μgになるので、もし食事でしっかり200μg摂取して、サプリメントで400μg摂取しても安全な量です。

葉酸を摂取する目的で、葉酸サプリメントを摂取することは問題なくても、意識しない間に葉酸を多く含んだ食品を摂取している場合があります。

意識しない間に葉酸を多く含んだ食品とは、お菓子タイプの栄養食品になります。

■葉酸を多く含んだお菓子タイプの栄養食品

商品名 1食の量 葉酸の含有量
フルグラ(カルビー) 50g 80μg
カロリーメイト(大塚製薬) 1本 25μg
カロリーメイトゼリー(大塚製薬) 1袋 120μg
ウィダーインゼリー(森永製菓) 1袋 20μg〜80μg
ウィダーインバー(森永製菓) 1本 10μg〜252μg

これらの栄養食品は、食べやすいこともあり、少しでも栄養のある物を食べようと、悪阻(つわり)の時期などに多く摂ってしまうことがあります。

例えば、悪阻(つわり)で食べ物が食べられずに、1日5本のカロリーメイトゼリーを食べると葉酸量は600μg、そこに葉酸サプリメント400μgを摂取すると、それだけで1,000μgを超えてしまいます。

1日だけ1,000μgの上限量を超えたとしても問題はありませんが、毎日1,000μg以上の葉酸を摂取し続けるのは絶対に避けましょう。

(5)妊娠時期に増加する必要栄養素を覚えておくと良い!

妊娠時期には、葉酸の他にもたくさん必要になる栄養素があります。

昔は、妊娠女性に対して周囲の人から「食事は2人分食べなさい!」と言われていた時代もありました。

現在、妊婦と赤ちゃん(胎児)の2人分が必要な栄養素は、ビタミン類とミネラル類です。

妊娠女性の必要エネルギー量は、妊娠初期で+50kcal、妊娠中期で+250kcal、妊娠中期で+450kcalになるので、必要エネルギー量は2人分食べる必要はありません。

■妊娠時期に増加する必要栄養素

栄養素 付加推奨量
ビタミンA +80μgRAE(妊娠後期のみ)
ビタミンB1 +0.2mg
ビタミンB2 +0.3mg
ビタミンB6 +0.2mg
ビタミンB12 +0.4μg
ビタミンC +10mg
マグネシウム +40mg
+2.5mg(妊娠後期は+15mg)
亜鉛 +2mg
+0.1mg
ヨウ素 +110mg
セレン +5mg

妊娠時期に増加する必要栄養素の表を見ると、カルシウムの項目がありません。

カルシウムは、妊娠したからといって、増やして摂取するべき栄養ではありません。

カルシウムは、赤ちゃんが生まれてから必要になる栄養素です。

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」では、20~30代のカルシウム摂取量は1日400mg程度(2015年調査)です。

必要なカルシウムは1日650mgなので、普段から満たしてないということになります。

普段からカルシウムが足りていないことを意識して、カルシウムもしっかり摂取したい栄養素です。

妊娠時期には、カルシウムが不足すると歯がボロボロになるともいわれています。

しかし、歯は一度作られると、カルシウムが不足しても溶け出すことはありません。

妊婦の歯がボロボロになる理由は、悪阻(つわり)で歯磨きが不十分になることや、女性ホルモンの影響で、歯肉炎や歯周炎が多くなるためです。

3.「【妊婦さん必見!】葉酸欠乏が妊婦と胎児に与える影響を徹底解説!」まとめ

まとめ

「【妊婦さん必見!】葉酸欠乏が妊婦と胎児に与える影響を徹底解説!」について解説してきました。

葉酸は、細胞分裂にかかわる栄養素です。

妊娠初期は、胎児が重要な臓器を作る時期で、妊娠初期の葉酸不足によって、「神経管閉鎖障害」という先天性の障害を持って生まれる可能性が高くなります。

神経管閉鎖障害での一つである「二分脊椎」は、生涯にわたり治療やリハビリテーション、生活に介助が必要になる場合があります。

反対に、葉酸の摂取し過ぎは、胎児が喘息にかかるリスクを上げるという研究結果もあります。

過剰に葉酸を摂取し続けることには注意が必要です。

妊婦は葉酸以外に、多くのビタミン類やミネラル類が必要になります。

ビタミン類やミネラル類は、野菜に多く含まれている栄養素です。

妊娠時期は、特に意識して摂取するようにしましょう。

最後におさらいとして、「【妊婦さん必見!】葉酸欠乏が妊婦と胎児に与える影響を徹底解説!」に要点をまとめてみます。

■葉酸欠乏が妊婦に引き起こすリスク
(1)葉酸不足で神経管閉鎖障害(NTDs:しんけいかんへいさしょうがい)を発症させる可能性が上がる!
(2)年間500~600人が神経管閉鎖障害を発症している!
(3)神経管閉鎖障害の治療は生涯続く可能性がある!
(4)神経管閉鎖障害は指定難病である!
(5)葉酸を摂取しないと深い後悔が残る!
■妊娠中の葉酸の必要摂取量と注意点
(1)葉酸の必要摂取量は1日あたり400μg!
(2)天然葉酸と合成葉酸の違いを知ろう!
(3)葉酸の過剰摂取は副作用と赤ちゃん(胎児)へのリスクが起きる!
(4)葉酸を効率的に摂取するにはサプリメントが有効!
(5)妊娠時期に増加する必要栄養素を覚えておくと良い!

最後までお読みいただきありがとうございました!