【デリケートゾーンのケア対策に必見！】デリケートゾーンのニキビようなできものの正体とは？原因と治療法・予防対策を徹底解説！ | デリケートゾーン(すそわきが)の臭い解消対策法まとめ

このページは、「【デリケートゾーンのケア対策に必見！】デリケートゾーンのニキビようなできものの正体とは？原因と治療法・予防対策を徹底解説！」について、わかりやすく解説していきますので、参考にしてもらうためにお伝えしていきます。

デリケートゾーンできるニキビのような、触れると痛いできものや大きいしこりができてしまうことがあります。

デリケートゾーンにニキビやできものができても「病院に行くのは恥ずかしい！」と感じる女性も少なくありません。

しかし、デリケートゾーンのできものの種類によっては、病院での治療が必要になることがあります。

デリケートゾーンにできたできものは、できるだけ放置はせずに、なるべく早く正体を明らかにすることが大切です。

女性の周りには、相談しにくいデリケートゾーンのできものやニキビの原因や治療法、予防対策などを知っておくことが大切です。

では、「【デリケートゾーンのケア対策に必見！】デリケートゾーンのニキビようなできものの正体とは？原因と治療法・予防対策を徹底解説！」について詳しく解説していきます。

１.デリケートゾーンにできるニキビのようなできものの正体とは

デリケートゾーンにできるニキビのようなできものほとんどは「良性」です。

しかし、デリケートゾーンにできるニキビのようなできものの中には、大きいしこりになってしまうこともあり、放置しておくと危険なものもあります。

実際、デリケートゾーンにできたしこりが悪性の癌(ガン)という可能性もありえるので、なるべく早めに医療機関へ受診するようにしましょう。

デリケートゾーンにできるニキビのようなできものやしこりのあるできものについて、それぞれの病気の症状別に特徴も合わせて、解説していきます。

(１)毛嚢炎(もうのうえん)

毛嚢炎とは、毛穴の中に細菌が入り込んで炎症を引き起きることで発生する細菌感染症の一種です。

毛嚢炎は、デリケートゾーンの毛が生えている部分にできやすいのが特徴です。

毛嚢炎の軽度の場合は、1週間程度で自然に消えて治ります。

しかし、毛嚢炎の重度になると、赤く腫れて大きいできものになってしまい、膿や痛みが生じて多くのできものができることもあります。

■毛嚢炎ができる原因

毛嚢炎の主な原因には、次の3つの環境によって引き起こります。

デリケートゾーンが高温多湿になったり、下着と皮膚の着脱時の摩擦や、不衛生にしていると毛嚢炎を発症しやすい環境になってしまいます。

毛嚢炎は、触れたり擦れたりすることで、痛みが生じてひどくなる可能性もあります。

何度も同じ場所で毛嚢炎が繰り返しできる場合は、産婦人科で検査してもらいましょう。

毛嚢炎は、産婦人科以外でも、皮膚科や形成外科、泌尿器科でも診断可能です。

(２)性器ヘルペス

性行為(セックス)で感染する感染症の一つが性器ヘルペスです。

性器ヘルペスの症状は、水ぶくれや赤い粒のようなできものが現れて、腫れてかゆみや痛みが現れてきます。

性器ヘルペスの症状の中には、倦怠感やリンパの腫れが起こる女性もいます。

■性器ヘルペスができる原因

性器ヘルペスの原因は、主に体が弱り抵抗力が落ちているときにも発症します。

女性は、生理前後の体調不良から体の抵抗力が下がりやすく発症する可能性もあります。

性器ヘルペスは、症状が落ち着くまでに、とてもつらい日々が続きますが、1〜2週間で治まります。

性器ヘルペスは、早期発見と早期治療を行なうことが最も重要となります。

(３)尖圭(せんけい)コンジローマ

尖圭コンジローマは、性行為(セックス)で感染する性感染症の一つです。

尖圭コンジローマは、イボのような尖った形のしこりのあるできもので、痛みやかゆみがないのが特徴です。

尖圭コンジローマの潜伏期間は、3週間〜3ヶ月と長いことから、その間に他人への感染が広がってしまう危険性もあるので注意が必要です。

■尖圭コンジローマを発症しているときは他の感染症にも注意が必要！

尖圭コンジローマは、外陰部や肛門周りの他の膣内にも現れるので、膣からの分泌物が排出しにくくなって菌が繁殖してしまいます。

外陰部や肛門周りの他の膣内にも現れて、菌が繁殖してしまうことがあるので、尖圭コンジローマを発症しているときは、他の感染症にもかかりやすくなります。

外陰部や肛門周りの他の膣内で菌の繁殖を防ぐためには、外陰部や肛門周りのケアをしっかりすることが大切です。

(４)バルトリン腺嚢腫(のうしゅ)

バルトリン腺は、外陰部の左下と右下にあたる部分(時計の針でいうと5時と7時にあたる部分）にあたる箇所にあります。

バルトリン腺嚢腫は、バルトリン腺が炎症を起こして腫れて腫瘍ができることを指します。

バルトリン腺嚢腫は、膿を持つ赤いできもので、腫れて痛みが起こります。

バルトリン腺嚢腫の大きさは、小さなできものから大きいできものまでそれぞれで、大きいサイズだと卵黄より大きくなることもあります。

バルトリン腺嚢腫だけではなくて、他の病名の可能性も考えられます。

自分自身で病名の判定は、難しいので、産婦人科でしかっり診てもらいましょう。

■バルトリン腺嚢腫ができる原因

バルトリン腺嚢腫ができる原因は、5つの菌によって引き起こされます。

バルトリン腺嚢腫は、一般的にブドウ球菌や連鎖球菌、大腸菌などの菌によって化膿して、性感染症の淋菌も原因菌になります。

バルトリン腺嚢腫は、主に便や尿からの細菌によって感染しやすいです。

(５)アテローム(粉瘤腫)

アテロームは、剥がれ落ちるはずの皮膚が、溜まってそのまま袋の中(嚢胞壁)に蓄積していき、大きな腫瘍となったものを指します。

アテロームは、別名で粉瘤腫(ふんりゅうしゅ)とも呼ばれていて、デリケートゾーンだけではなくて、顔や首などの体中どこでもできるのが特徴です。

アテローム(粉瘤腫)に細菌が入り込むと、炎症を起こして赤いできものになり、膿が溜まります。

アテローム(粉瘤腫)は、触れると痛みがあり、大きくなると発熱も引き起こすこともあるので注意が必要です。

■アテローム(粉瘤腫)ができる原因

アテローム(粉瘤腫)ができる原因は、主に打撲や切り傷、ニキビ跡によって、皮膚が入り込んでしまうことで袋が形成されます。

袋の中に細菌が入り込むと、炎症が起こります。

アテローム(粉瘤腫)ができる原因には、その他にもあるので、まとめ紹介しておきます。

アテローム(粉瘤腫)ができる原因は、手術の跡やピアス跡、ウイルスの感染の他に、生まれながらの体質で再発を繰り返す人もいます。

■膿が出るデリケートゾーンのできものは潰しては絶対ダメ！

デリケートゾーンのできものを潰すことは、絶対に止めましょう。

デリケートゾーンのできものを潰すことは、跡が残るだけではなくて、細菌が入り混んでしまい化膿してしまうこともあります。

もし、デリケートゾーンのできものが潰れてしまったときには、産婦人科へ早めに受診しましょう。

２.デリケートゾーンのできものの治療法を知ろう！

■デリケートゾーンのできものは何科を受診したらよいのか？

デリケートゾーンにできものができてしまったときは、形成外科や皮膚科、泌尿器科でも対応は可能です。

しかし、女性特有の病気の場合は、専門の婦人科を受診することお勧めします。

最近では、女医さんも多くなってきているので、自分に合う病院で受診しましょう。

デリケートゾーンのできものの原因が「細菌によるものなのか？」「悪性の腫瘍によるものなのか？」をなるべく早い段階できちんと検査をしてもらうことが大切です。

病院で塗り薬や飲み薬を処方してもらい、早くデリケートゾーンのできものを治療しましょう。

■市販薬の効果が見られなかったら早めに産婦人科を受診する！

デリケートゾーンにできたできものの中には、市販薬で治療できる症状のものもあります。

しかし、市販薬の効果は、病院に比べると効果が薄い傾向にあります。

市販薬での治療で効果が見られないときは、市販薬の長期使用は控えるようにしましょう。

また、デリケートゾーンのできものを放っておくと、危険なできものの可能性があるので早期受診が大切です。

デリケートゾーンのできものを検査を行う場合は、組織検査が行える産婦人科に行きましょう。

(１)毛嚢炎の治療法

毛嚢炎の治療法は、赤く腫れて膿が溜まり、痛みやかゆみなどが起こり、ブツブツの範囲が広いときは、ステロイド剤や抗菌薬配合の軟膏を用いて治療します。

毛嚢炎の早期治療には、なるべく規則正しい生活やデリケートゾーンである陰部を清潔に保つことも必要になります。

毛嚢炎が何度も同じ場所にできる場合は、溶媒検査を行い、原因菌を検査します。

毛嚢炎の原因菌に合わせた抗生物質で治療を進めていきます。

(２)性器ヘルペスの治療法

性器ヘルペスの治療法は、症状を緩和するために、外用薬の塗り薬が処方されます。

しかし、根本的な治療法は、抗ウイルス薬の飲み薬での治療となります。

性器ヘルペスの初感染で、高熱や頭痛、全身の倦怠感などの症状が引き起こることがあります。

性器ヘルペスの感染で重症の場合には、入院になる治療が行われる可能性があります。

性器ヘルペスは、特に早期発見が大切で、水疱の症状が現れてから48時間以内に治療を開始することで、治癒スピードも上がります。

(３)尖圭コンジローマの治療法

尖圭コンジローマは、一度なると再発しやすく、手術やレーザー治療、外用薬の塗り薬での治療法となります。

尖圭コンジローマを自己治癒での治療は難しく、病院での治療が必要になります。

尖圭コンジローマの治療法で塗り薬が日本で使用されたのは2007年からです。

2007年以前の尖圭コンジローマの治療法は、手術が一般的な治療でした。

尖圭コンジローマの手術では、イボの切除が行われます。

尖圭コンジローマの手術での治療は、跡が残り、手術の後も痛みが続くなどのリスクを伴います。

(４)バルトリン腺嚢腫の治療法

バルトリン腺嚢腫の軽度の場合は、抗生物質で治療を行います。

バルトリン腺嚢腫の大きさが大きい場合や何度も同じ場所に再発している場合には、切開して膿を取り除く治療法になります。

また、バルトリン腺嚢腫の治療法には、吸引方法を使って膿を吸い上げて出す方法もあります。

バルトリン腺嚢腫の治療法は、飲み薬や切開での治療で治癒しなければ、嚢胞に直接穴をあけて膿を出す造袋術や、バルトリン腺そのものを摘出する嚢胞摘出手術が行われることもあり、嚢胞摘出手術は大きな手術です。

(５)アテローム(粉瘤腫)の治療法

アテローム(粉瘤腫)の根本的な治療法は、外科的治療によって嚢胞の袋そのものを取り除く必要があります。

アテローム(粉瘤腫)の治療法は、潰したり、しこり内の膿を取り除くだけでは根本的な治療にはならず、再発する可能性もあるのでかならず治療する必要があります。

また、アテローム(粉瘤腫)の治療の際には、抗生物質を服用しますが、手術をせずに抗生物質の服用だけでの根本から完全に治すことは難しいです。

アテローム(粉瘤腫)の痛みがない場合は、緩和治療は行わずに、袋を切除します。

アテローム(粉瘤腫)が炎症を起こしている場合は、切開して膿を切除して、痛みを緩和します。

アテローム(粉瘤腫)の傷跡を残したくない場合は、縫合を行わないへそ抜き法で、袋を切除します。

３.デリケートゾーンのできものを予防対策する方法とは？

デリケートゾーンのできものを予防対策するには、日頃からデリケートゾーンである陰部を清潔にすることが一番大切です。

デリケートゾーンは、外からの刺激に敏感で、細菌が繁殖しやすい場所でもあるので、常に清潔を保つ必要があります。

デリケートゾーンのできものは、少し気を付けることで、できものの再発や発症を予防対策できます。

万が一、デリケートゾーンにできものができててしまっても、毎日のケアによって、悪化予防にも役立ちます。

(１)ムダ毛の自己処理するときは注意する！

デリケートゾーンのムダ毛処理は、自分自身でのムダ毛を抜いたり、カミソリで剃ると、肌の表面を傷つけてしまうことがあります。

気づかないうちに小さな傷ができていて、そこから細菌が入り込んでしまうことがあります。

デリケートゾーンのムダ毛の自己処理は、肌をいたわりながら行いましょう。

(２)優しく洗って清潔に常にしておく！

ゴシゴシとデリケートゾーンを洗うことは、絶対にしてはいけません。

外陰部は、外からの刺激に弱い粘膜なので、ボディーソープ(石鹸)で洗浄する必要はなく、たっぷりの泡でやさしく洗い、シャワーで洗い流すだけで構いません。

また、膣内までボディーソープ(石鹸)で洗ってしまうと、感染症や菌の繁殖から膣を守っているデーデルライン桿菌(かんきん)という重要な菌まで流れてしまいます。

デリケートゾーンを洗うときは、デリケートゾーン用のボディソープ(石鹸)を使って、表面から見える部分だけを洗うようにしましょう。

(３)トイレは前から後ろにふくようにする！

女性の陰部の形質上、反対方向に拭いてしまうと、菌が付着して繁殖してしまう可能性があります。

トイレで陰部を拭き取るときは、必ず前から後ろにふくことを意識するようにしましょう。

トイレの後は、必ず手や陰部は清潔に保つことが大切です。

(４)通気性の良い下着・服を着る！

下着(ショーツ)は、綿100％のタイプを選び、厚みのない通気性の良いものにしましょう。

デリケートゾーンは、湿度を高くしてしまうと細菌が繁殖しやすくなるので、綿タイプの下着であれば、蒸れ(ムレ)防止にも最適です。

冬場の冷え防止の対策としてストッキングも湿度を高くしてしまうので、通気性の良いタイプのストッキングを選ぶようにしましょう。

また、自分自身に合わないサイズの下着(ショーツ)は、擦れることで、血流不良の原因になるので避けた方が良いでしょう。

(５)肌に合うナプキンを使う！

デリケートゾーンである陰部は、刺激に弱いので、肌に合うナプキンを選ぶようにしましょう。

特に敏感肌の女性は、肌に合わないとかぶれやすいので気を付ける必要があります。

ナプキンは、コットン100％のものが、かぶれにくくオススメです。

最近では、香り付きのナプキンも発売していますが、肌に刺激が強い場合もあるので気を付けて使用する必要があります。

デリケートゾーンの清潔を保つために、生理の際は、こまめにナプキンを取り換えるようにすると良いでしょう。

(６)規則正しい生活を送る！

性感染症やできものの予防には、免疫力を低下させないことがとても大切です。

早寝早起きで、毎日同じ時間に就寝、起床を行うように意識して規則正しい生活を送るようにしましょう。

また、日々の仕事やプライベートなどで、ストレスが溜まり過ぎてしまうと、免疫力低下の原因にもなるので気をつけておきましょう。

ストレス発散のためにも、程よくリフレッシュしながら過ごすことを心がけると良いでしょう。

(７)コンドームをつける(性病の場合)！

性感染症を防ぐには、性行為(セックス)の時にコンドームの着用が有効です。

コンドームの着用を忘れないように気をつける必要があります。

コンドームの着用は、男性(パートナー)にも、是非協力してもらうことが大切です。

性行為(セックス)が終わった後は、シャワーで手や陰部を清潔にしておくことも大切です。

また、性行為(セックス)の際は、膣内が乾燥していると菌に感染しやすくなるので、潤ってから性行為(セックス)を行うようにしましょう。

４.デリケートゾーンのできものは放置しては絶対にダメ！

デリケートゾーンのできものは、恥ずかしくて抵抗があります。

しかし、自覚症状が無い性感染症などは、放置したままにすると危険な疾患もあります。

デリケートゾーンの「かゆいできもの」や「痛みがひどいできもの」であっても、早期治療によって軽度で済むこともありますので、早めに産婦人科へ受診しましょう。

デリケートゾーンのできものは、自然に治る脂肪腫など比較的安心なできものもあります。

しかし、デリケートゾーンのできものを自己判断で、市販薬の長期使用は控えましょう。

デリケートゾーンにできものができてしまう前に、予防対策する7つのケア方法を実践して、常日頃から膣周辺を清潔にすることが大事になります。

５.「【デリケートゾーンのケア対策に必見！】デリケートゾーンのニキビようなできものの正体とは？原因と治療法・予防対策を徹底解説！」まとめ

「【デリケートゾーンのケア対策に必見！】デリケートゾーンのニキビようなできものの正体とは？原因と治療法・予防対策を徹底解説！」について解説してきました。

最後におさらいとして、「【デリケートゾーンのケア対策に必見！】デリケートゾーンのニキビようなできものの正体とは？原因と治療法・予防対策を徹底解説！」に要点をまとめてみます。

最後までお読みいただきありがとうございました！