【気づきにくい自分の口臭、あなたは大丈夫？】口臭の自己診断(セルフチェック)方法を徹底解説！ | 口臭の原因と治し方まとめ

本記事は、「【気づきにくい自分の口臭、あなたは大丈夫？】口臭の自己診断(セルフチェック)方法を徹底解説！」について、わかりやすく解説していきますので、参考にしてもらうためにお伝えしていきます。

自分の口臭は、意外と気づきにくいものです。

人と会話するとき、なんとなく口臭が気になった経験はありませんか？

「もしかして自分の息が臭っているかも？」と思っていても、自分ではなかなか気がつきにくいものです。

実は、自分自身で手軽に口臭の自己診断(セルフチェック)方法があります。

そこで、本記事では、

など、上記の内容について徹底的にまとめました。

では、「【気づきにくい自分の口臭、あなたは大丈夫？】口臭の自己診断(セルフチェック)方法を徹底解説！」について詳しく解説していきます。

１.そもそも口臭が発生する原因とは？

一口に口臭といっても、発生する原因には大きくわけて、次の3種類があります。

(１)生理的口臭

生理的口臭は、誰にでも起こりうる口臭です。

生理的口臭は、起床時や空腹時、ストレスを感じた時に、強くなるのが特徴です。

また、生理的口臭は、ホルモンバランスや体の変化で一時的に発生することもあります。

(２)外因的口臭

外因的口臭は、ニンニク・ニラ・ネギやお酒(アルコール)などの刺激の強い飲食物や、煙草(タバコ)といった嗜好品を摂取したときに発生する口臭のことをいいます。

(３)病的口臭

病的口臭は、身体的・精神的な疾患が原因となる口臭です。

病的口臭の原因の約9割は、歯科口腔科関連によるものとされています。

歯周病や虫歯、歯垢(プラーク)などによって、口臭を発生させます。

病的口臭の残り1割が、その他の病気が原因で生じています。

２.口臭の自己診断(セルフチェック)する方法とは？

気になる口臭を自分で確認するには、次の自己診断(セルフチェック)方法があります。

(１)舌の臭いを確認する！

舌には、雑菌や汚れが思いのほか溜まりやすくなっています。

舌は、嫌な臭いがしやすいため、口臭チェックにはうってつけの部位です。

一般的に、舌苔(ぜったい)があると、口臭がする確率がアップします。

舌苔とは、舌に付着する白い苔状のモノを言います。

舌の上皮が伸びたものに、細菌や食べカス、粘膜のカスが付着したものが舌苔です。

(２)デンタルフロス(糸ようじ)を使って臭いをかぐ！

歯と歯の間には、歯垢(プラーク)が溜まりやすくなっています。

(３)歯垢(プラーク)の残り具合を確認する！

歯垢(プラーク)は、口臭のニオイの巣窟です。

そのため、歯垢(プラーク)が溜まっていればいるほど、口臭は強くなる傾向があるといえます。

吐き出したオキシドールの3割以上が泡だっていた場合は、歯の磨き残しがある可能性が考えられるため、口臭が発生しているかもしれません。

(４)唾液を手にとってみる！

口臭の原因となるニオイ物質は、唾液の中にも混じっています。

そのため、「唾液のニオイをかいでみる！」というのも有効な方法です。

(５)ポリ袋やビニール袋に息を集める！

原始的な方法ではありますが、ポリ袋やビニール袋などを使っても口臭の確認ができます。

使うポリ袋やビニール袋は、ニオイのない袋を使う必要があります。

適当な袋がなければ、コップやマスクで代用することも可能です。

３.口臭外来で口臭チェックする！

口臭の自己診断(セルフチェック)をしても、納得できない場合は、口臭外来でチェックしてもらうとよいでしょう。

口臭外来は、口の臭いに対処するための医療機関になります。

口臭外来で、口臭のニオイをチェックし、原因を知ることで、効果的な治療方法を試すことができます。

ただし、口臭外来は保険診療ではなく、自由診療であることが多いので、口臭外来を受診する前に診療費について確認しておくとよいでしょう。

口臭外来では、一般的に次のような方法で口臭の確認をしていきます。

(１)口臭測定器を使う！
口臭外来では、「口臭測定器」を使います。

口臭外来で使用する口臭測定器は、家庭用機器と違い、医療機関の測定器では、口臭ガスの成分までわかるため、口臭の原因分析にもつながります。

(２)尿検査をする！

病気が原因で口臭が出ていることもあります。

尿検査をすることで、口臭が発生している病気を特定できれば、口臭対策をすることが可能になるといえます。

(３)官能検査をする

官能検査では、医師や技師が患者さんの口臭を直接かいで、どんなニオイがするのかを判断します。

官能検査は、原始的な方法ではありますが、実は判定能力の高い方法といえます。

４.口臭が強くなりやす人には特徴がある？

一般的に、次のような項目に該当する人は、口臭が強くなりやすいといわれています。

(１)緊張やストレスを感じやすい

唾液には、口の中の細菌を殺菌する働きがあります。

しかし、緊張やストレスを強く感じると、自律神経のうちの「交感神経」によって、唾液の量が減少します。

結果として、唾液の減少が雑菌の繁殖が進みやすくなります。

雑菌が食べカスや古い角質など、口の中の汚れを分解すると、硫化水素などのニオイ物質を発生し、口臭につながります。

(２)口の中がベタベタする

歯のまわりのベタつきは、歯垢(プラーク)が原因で起こります。

歯垢(プラーク)は、細菌の集まりなので、口臭につながりやすくなります。

歯垢(プラーク)は、口の中が渇く「ドライマウス(口腔乾燥症)」の人にできやすいといえます。

(３)胃の調子が悪い

胃が不調になると、消化不良を起こしやすくなります。

胃の中で食べ物の発酵が進み、臭いの強いガスが発生します。

胃の中で作られた臭いの強いガスは、やがて血液に吸収されて、呼気に混じって口臭の原因となります。

(４)卵の腐ったような臭いのゲップが出る

卵の腐乱臭に似たゲップがでる人は、胃腸の機能が低下している可能性があります。

胃腸が不調になると、消化不良による臭いがでやすくなるため、口臭も悪化しやすくなります。

(５)糖尿病である

糖尿病の人は、唾液の分泌が低下し、口内の細菌が増えやすくなります。

また、糖尿病は、代謝異常で引き起こる病気です。

糖を正常にエネルギーにかえられないため、代わりに「脂肪」や「たんぱく質」を分解し、『ケトン体』を発生することによって、エネルギーを確保します。

ケトン体は、果物の腐敗したような甘酸っぱい「アセトン臭」を発生させて、口臭の原因になるのです。

(６)虫歯がある

虫歯がある人は、歯や神経が腐ったり、歯茎に膿ができたりします。

虫歯によって引き起こる発酵臭や膿により、口臭が発生することにつながります。

歯に深い穴があくと、汚れや雑菌、ニオイ物質が虫歯の穴に詰まって溜まりやすくなり、口臭がますます悪化しやすくなります。

虫歯は、症状がなくても進行するケースがあるので、定期的に歯医者で口腔状態を確認したり、口内洗浄(クリーニング)してもらったりするなど、予防歯科として利用するとよいでしょう。

(７)歯石が目立つ

歯石は、唾液と歯垢(プラーク)が結びつくことによって、歯の表面にできる石灰分です。

歯石があると、歯垢(プラーク)が溜まりやすくなったり、歯茎の腫れや出血・膿を誘発するため、口臭のニオイがでやすくなります。

また、歯ブラシの毛先は消耗すると歯石除去効果が低くなります。

実は、1ヶ月に1回を目安に、新しい歯ブラシに買い換えて、効果ある歯磨きを心がけることが大切です。

歯磨きの後の仕上げに「マウスウォッシュ」を使うと、より清潔な口内を保つことができます。

(８)歯茎から出血がある

歯茎からの出血は、歯茎の炎症や腫れのサインで、さらに悪化すると歯周病になっている可能性があります。

歯周病とは、歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」の部分に、細菌や膿が溜まり、歯茎に炎症を起こしている状態なのです。

歯周病から発生する「メチルメルカプタン」というガスが、強烈な口臭を発生させます。

(９)舌苔(ぜったい)が目立つ

舌の表面が白くなっている人は要注意です。

舌にできる白いものは、「舌苔(ぜったい)」といって、細菌や食べカスなどの汚れで作られています。

歯磨きと一緒に舌をケアする習慣のない人は、舌苔がどんどん溜まっていき、口臭につながりやすくなります。

(１０)ニンニクを使った料理をよく食べる

ニンニクは、体内に吸収されると、「硫黄臭さ」や「アンモニア臭」を発生させます。

口の中についたニンニク臭は、数時間ほどで消えますが、血液に吸収されたニンニクのニオイは14～15時間は持続するため、その間は呼気はもちろん、体中から独特の悪臭がただようことになります。

頻繁にニンニクを食べていると、常にニオイがする状態なので「口臭がきつい人」になりかねません。

(１１)カレーなどのスパイスの効いた料理をよく食べる

カレーなどに含まれている香辛料は、交感神経を刺激するため、唾液の量が減少します。

また、スパイスには、独特のニオイがついているので、さらに口の中に付着しやすいのです。

丁寧にしっかり歯磨きや舌磨きをしていないと、ニオイ物質がどんどん溜まっていき、口臭につながります。

(１２)コーヒーをよく飲む

コーヒーの渋み成分には、唾液分泌を抑える働きがあります。

コーヒーは、交感神経を活性化する作用によっても唾液は減るので、細菌の繁殖を誘発することにつながります。

また、コーヒーの酸味は、口内のpHバランスを酸性側に傾けて、口臭が起こりやすい環境に導いてしまいます。

さらに、コーヒーの分子は、舌の表面に残りやすい構造をしています。

砂糖やミルクと一緒にコーヒーを飲むことで、舌の上に残って分解し、独特の口臭につながりやすくなります。

(１３)お酒(アルコール)をよく飲む

お酒(アルコール)を分解するときにできる「アセトアルデヒド」という物質は、ニオイ物質です。

また、お酒(アルコール)の分解には、水分を必要とするため、体の渇きにつながり、唾液の量も減少していきます。

これらが合わさることで、飲酒すると口臭がキツくなる理由です。

(１４)煙草(タバコ)を吸う

煙草(タバコ)に含まれている「ニコチン」と「タール」は、歯や舌にニオイ物質として残ります。

また、煙草(タバコ)には、血流をとどこおらせて、唾液の分泌量を低下させる作用もあるため、細菌が繁殖しやすくなり、口臭につながりやすくなります。

５. 口臭のニオイの種類をチェックする方法とは？

口臭は、ニオイの種類によって、考えられる原因を判別することができます。

特徴的な口臭のニオイの原因を紹介していきます。

自己診断(セルフチェック)で、自分の口臭が「どんなニオイをしているのか？」分かった人は、次の4つのニオイの中で、自分のニオイが当てはまるかどうかを確認してみましょう。

(１)腐敗臭

卵が腐った臭い・便のような臭い・生臭いニオイといった「腐敗臭」に近い口臭は、歯周病菌が原因の可能性高いといわれています。

(２)血生臭いニオイ

血生臭いニオイは、歯周ポケットや歯茎に血や膿が溜まっている可能性が高い口臭です。

歯周病にならないよう、直ぐに歯科クリニックの受診をオススメします。

(３)ドブのような臭い

ドブのような臭いは、舌に苔状の「垢の塊」が溜まる舌苔(ぜったい)が原因となっている可能性が高い口臭です。

舌ブラシなどを使用して、舌磨きを行ったり、生活習慣を見直す必要があります。

(４)アンモニア臭

肝臓・腎臓の機能が低下していたり、疾患があったりする場合は、体内の毒素がろ過されずに、「アンモニア臭」を発生させるケースがあります。

６.口臭の自己診断(セルフチェック)で「口臭なし！」の判定結果に納得できない人はどうしたらいいのか？

口臭の自己診断(セルフチェック)の項目を確認した結果、どれも該当していなかったのに、なぜか釈然としない人もいるかもしれません。

口臭の自己診断(セルフチェック)の結果が「口臭なし！」の判定でも、「自分の自覚としては、やはり臭っている！」という人は、どうすればよいのでしょうか？

口臭の自己診断(セルフチェック)の判定結果に納得できない人は、次の2つが考えられます。

(１)口臭外来で医師の診断をしてもらう！

口臭の自己診断(セルフチェック)と家族や友人などに聞いた結果、「口臭はない！」と言われた場合でも、もしかしたら気を使って本当のことを言えない可能性もあります。

そんな人には、一度「口臭外来」を受診してみるとよいでしょう。

医療機関では、高精度の機械で診断することができるので、口臭に対して正確な原因が分かり、口臭改善のために、より適切な対処をとることが可能になります。

(２)「自臭症」の可能性も考えて、精神科の受診を検討！

口臭外来を受診しても「口臭はない！」という判定になったとします。

口臭外来の判定結果を受けても、どうしても口臭を感じる人は、ありもしない臭いを感じ取る「自臭症(別名で自己臭症や自己臭恐怖症)」であるかもしれません。

自臭症は、妄想や幻覚の一種で、心の病に属します。

ふとしたことで勘違いが生じたり、心ないイジメなどが原因で、実際には臭っていないのに、臭いを感じてしまうケースも考えられます。

自臭症の人は、一度「精神科」などを受診するとよいかもしれません。

また、必要以上に口臭を気にし過ぎないことも大切なこと」といえます。

７.首都圏で口臭外来がある歯科クリニックに「バイオクリニック東京」がオススメ！

近場に良さそうな口臭外来がなかなか見つからない人もいるかもしれません。

そこで、首都圏にお住いの方や、東京にくる機会がある方に、オススメな口臭外来がある「バイオクリニック東京」がオススメです。

バイオクリニック東京は、口臭外来がある歯科クリニックの中でも、オススメなのが「無料カウンセリング」を受けることができるからです。

バイオクリニック東京は、渋谷駅から徒歩1分で、土日も営業しているので、治療が受けやすいです。

バイオクリニック東京では、一般的な歯科医の知識や審美歯科の知識を併せながら、口臭に適した治療方法を提案してくれます。

首都圏にお住いの方や東京にくる機会がある方にとっては、特にオススメな歯科クリニックが「バイオクリニック東京」といえます。

【バイオクリニック東京】

バイオクリニック東京では、診察だけでなく、きめ細かいカウンセリングを行い、症状に合わせ、効果的な口臭・歯科治療を提案してくれます。

＞＞＞カウンセリングと口臭測定が無料！口臭が気になる方はバイオクリニック／渋谷

８.口臭は定期的な自己診断(セルフチェック)で健康的な生活を過ごすことが大事！

口臭は、自分自身ではわかりにくく、他人が気がついたとしても指摘しにくいデリケートな問題です。

口臭の有無に関わらず「臭っていないかな？」と不安な気持ちを抱えて毎日を過ごすのはつらいことです。

だからこそ、口臭の自己診断(セルフチェック)の項目を把握しておくことで、不安な気持ちを取り除くことができます。

もし口臭があったとしても、早期発見・早期治療することで、口臭対策・予防につながります。

口臭を引き起こす原因に合わせた対策・予防を知っておくことが、とても大事なことなのです。

９.「【気づきにくい自分の口臭、あなたは大丈夫？】口臭の自己診断(セルフチェック)方法を徹底解説！」まとめ

「【気づきにくい自分の口臭、あなたは大丈夫？】口臭の自己診断(セルフチェック)方法を徹底解説！」について解説してきました。

最後におさらいとして、「【気づきにくい自分の口臭、あなたは大丈夫？】口臭の自己診断(セルフチェック)方法を徹底解説！」に要点をまとめてみます。

■口臭が発生する3つの原因
(１)生理的口臭：体の働きが原因で発生する口臭
(２)外因的口臭：飲食物や嗜好品で生じる口臭
(３)病的口臭：病気が原因で起こる口臭
■口臭の自己診断(セルフチェック)する5つの方法
(１)舌の臭いを確認する！
(２)デンタルフロス(糸ようじ)を使って臭いをかぐ！
(３)歯垢(プラーク)の残り具合を確認する！
(４)唾液を手にとってみる！
(５)ポリ袋やビニール袋に息を集める！
■口臭外来での口臭チェック方法
(１)口臭測定器を使う！
(２)尿検査をする！
(３)官能検査をする
■口臭が強くなりやす人の14の特徴
(１)緊張やストレスを感じやすい
(２)口の中がベタベタする
(３)胃の調子が悪い
(４)卵の腐ったような臭いのゲップが出る
(５)糖尿病である
(６)虫歯がある
(７)歯石が目立つ
(８)歯茎から出血がある
(９)舌苔(ぜったい)が目立つ
(１０)ニンニクを使った料理をよく食べる
(１１)カレーなどのスパイスの効いた料理をよく食べる
(１２)コーヒーをよく飲む
(１３)お酒(アルコール)をよく飲む
(１４)煙草(タバコ)を吸う
■口臭のニオイの種類をチェックする方法
(１)腐敗臭
(２)血生臭いニオイ
(３)ドブのような臭い
(４)アンモニア臭
■口臭の自己診断(セルフチェック)の判定結果に納得できない人のための2つのアドバイス
(１)口臭外来で医師の診断をしてもらう！
(２)「自臭症」の可能性も考えて、精神科の受診を検討！
■首都圏で口臭外来がある歯科クリニックに「バイオクリニック東京」がオススメ！
＞＞＞カウンセリングと口臭測定が無料！口臭が気になる方はバイオクリニック／渋谷
■口臭は定期的な自己診断(セルフチェック)で健康的な生活を過ごすことが大事！

最後までお読みいただきありがとうございました！